結婚費用：出費のタイミング

結婚式は何かとお金がかかります。結婚が決まった段階から結婚式までに何度も出費があり、結婚式が終わっても支払う項目もあります。でも出費のタイミングを把握しておけば安心です。

最初から結婚費用を全部準備する必要はありません。結婚式までの準備期間にも月々の給与やボーナスなどの収入から結婚費用に回していくことが出来ますので、段階的に出費して行き収支のバランスを上手く計画すれば、最初の結婚資金が少なくても大丈夫。

• 結婚資金の収支を把握しよう

• まずは結婚資金用の口座を用意し、結婚資金を一本化して収支が分かりやすいようにしましょう。次に出納帳を作って結婚費用の予算を明確にし、収支を細かくチェックします。結婚式でこだわりたいポイント、お金の掛け所を具体的にしてムダを省くように心がけましょう。

• 結婚式場に支払うタイミング

• 結婚式場への支払いは3段階に分けて支払います。

• 1.	結婚式場を決めて正式に契約する時に内金として5〜20万円程度。
  2.	結婚式の1週間前頃に最終見積りが出ます。代金から既に支払った内金を引いた残りの金額、もしくは8割り程度の切の良い金額を1週間前に支払います。
  3.	結婚式にて発生した延長料金や追加ドリンク代など見積り外の追加代金を、結婚式後1ヶ月以内に支払います。

• 衣装など結婚式場で決める場合の支払い

• 結婚式場内で衣装を決めたり、結婚式場の提携会社で写真やビデオ撮影を頼む場合の代金は、結婚式の直前に結婚式費用とまとめて支払います。費用は高めですが支払いを結婚式直前まで引き伸ばせるので結婚資金ぐりが楽になります。また結婚式費用をまとめて一本化でき、支払いが簡単です。

• 手作り・外部業者を手配する場合

• ウェディングドレスやペーパーアイテム、写真、カメラなどを外部の業者を利用する際は、その契約ごとに支払いが発生します。式場で頼むよりも外部に依頼する方が安くなる場合が多いのですが、支払い時期が早まりますので出費のタイミングに気をつけて。

• クレジットカードを有効活用しよう

• クレジットカードを利用して支払えば、請求を翌月以降に回せるので結婚資金のやりくりが楽になります。さらにポイントやマイレージも溜まります。クレジットカード会社に結婚費用の支払いのためと申請すれば、一時的に限度額を大幅に上げて貰えます。結婚式場によっては結婚式の代金もクレジットカード払いできるところもあり。ご祝儀が入った後での決済になるので結婚資金が少なくても大丈夫。

• 見積りに含まれない出費に注意

• 結婚式場の見積りに含まれない出費項目もたくさんあるので要注意。
• • 〜見積りに含まれない主な出費〜
  • ・結納、両家顔合わせにかかる費用
  • ・婚約指輪、結婚指輪代
  • ・新居にかかる費用：引越し、家具、家電等
  • ・ハネムーン：旅行費用、お土産代
  • ・手作りアイテム：ウェルカムボード、ウェルカムベア、リングピロー
  • など

• ■結婚費用出費のスケジュールサンプル

• やることの項目・時期・出費額はあくまでサンプルです。結婚準備期間の長さや段取りに応じて時期は異なります。外部業者を利用する場合は契約時期に支払いが発生し、式場を利用する場合は結婚式の直前にまとめて支払います。