披露宴
結婚式費用で最も費用が掛かるのが披露宴・ウエディングパーティです。同時に節約できるポイントが多いのも披露宴。見積りに記載されていない必要追加費用も多いので気をつけて。クオリティは落とさずに費用を節約するために、掛かる費用の内容、注意事項、節約のポイントをお教えします。
披露宴・ウエディングパーティ
- 挙式・披露宴・ウエディングパーティに掛かった平均費用(単位:万円)
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地域 費用総額 招待人数 招待客平均 お祝儀総額 差額 全国平均 282.7 81.1人 3.6 217.9 -64.8 首都圏 279.8 66.5人 4.3 202.6 -77.2 北海道 149.6 120.2人 1.3 89.3 -60.3 東北 354.3 106.7人 3.4 229.9 -124.4 北陸 293.9 63.9人 4.7 215.2 -78.7 東海 279.9 59.3人 4.8 185.5 -94.4 関西 239.8 58.7人 4.2 196.0 -43.8 中国 257.8 66.6人 4.0 211.5 -46.3 四国 286.1 80.7人 3.7 234.1 -52.0 九州 310.2 103.6人 3.1 272.1 -38.1 - 上記は挙式を含む披露宴・ウエディングパーティに掛かった費用の全国平均と首都圏の平均額、招待人数と招待客一人あたりの平均額、逆に頂いたお祝儀の総額と費用との差額の一覧です。
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- ●結婚に掛かる費用の半部以上が挙式・披露宴
- 結納から新生活まで結婚式トータルで掛かった費用が全国平均で536.7万円、首都圏で571.4万円ですから、半分以上が披露宴関連にかかっていることになります。同時に最も節約できるポイントが多いもの披露宴。
- ●地域によって結婚式の費用と招待客の人数に特色あり
- 北海道では会費制の結婚式が定番なので人数も多いですが費用も格安。北と南は招待する人数が多いですが、一人当たりに掛けるお金もお祝儀も低めです。関東・東海・関西は少人数でリッチな結婚式を挙げる傾向にあるようです。
- ●挙式・披露宴費用は300万円が目安
- 招待客の人数に地域差はありますが、トータルの費用は240〜300万円と近似しています。まず予算を決めて、招待する人を厳選する傾向にあるようです。
- ●招待客一人当たりの収支はプラス
- お祝儀の平均は一人当たり約3万円(招待客の内訳により変わります)。招待客一人に掛かる費用は約2.4万円(食事・飲物・ウエディングケーキ・引き出物・引き菓子・ドラジェ・ペーパーアイテム・装花・コーディネート等の平均を総計)。その他、車代やお土産が掛かるとしても結婚式招待客一人当たりに掛かる費用の収支はプラスと考えていいでしょう。
- ●挙式・披露宴のトータルでは赤字
- 全国的に収支はマイナス傾向。マイナスになってしまう原因は、衣装や装花、演出、カメラなど招待人数に関係なくかかってしまう費用。
- ●見積りよりも実際の費用はオーバーするもの
- ゼクシィなど結婚情報誌の見積りサンプルは80名で計算比較されています。紹介されているプランは平均200万円前後。たいていは物足りなくてグレードアップしたり、オプションを追加して、最初の見積りよりも高くなります。予算にゆとりを持って結婚式場を選びましょう。
- 披露宴・ウエディングパーティの見積り項目
- ●挙式費用:挙式費用一式。期挙式のスタイルによって費用が異なる。
- ●披露宴会場室料:披露宴会場使用料。招待人数に応じて会場の規模・使用料は増減。
- ●新郎新婦控え室:着付けやヘアメイクをする部屋の使用料。
- ●来賓控室量:披露宴が始まるまで来賓の方に待機してもらう控え室。ウエルカムドリンクが必要な場合あり。
- ●料理・飲物:披露宴で最もお金が掛かるのが料理・飲物。招待客が一番楽しみにして来るポイントです。
- ●ウエディングケーキ:生ケーキは800〜1,200円×招待人数。セレモニー用のウエディングケーキは2〜3万円程度。別途入刀用のケーキナイフのレンタル代やナイフ装花代が掛かります。
- ●装花:メインテーブル、ゲスト卓上、ケーキ、ブライダルキャンドル、点火棒、ナイフなどの装花。
- ●衣装:プランによって新郎1着+新婦1着の場合や、新郎1着+新婦2着など差があります。
- ●音響・照明:BGM用音響、スピーチ用のマイク、入退場のライティング等の基本料金。追加の演出や余興用にピアノやカラオケが必要な際は別途費用が掛かります。
- ●招待状:式場制作の招待状です。500円/名程度。発送用の切手は実費です。宛名書きを頼むと筆耕料が掛かります。
- ●ペーパーアイテム:メニュー、式次第、席札等。オリジナルで制作するのが流行です。
- ●引き出物・引き菓子:持ち込む際には200〜600円の持込料が掛かります。引き菓子を式場で頼めば引き出物の持ち込み料金が掛からない式場もあります。また提携デパートで購入すると持ち込み料金が掛かりません。
- ●紙袋:ホテル・式場の名前が入った引き出物等を入れるブライダル用袋、200〜400円/袋
- その他の費用
- ●司会:式場で頼むと7〜10万円。外部のフリーの司会者なら5〜6万で頼めます。
- ●写真撮影:披露宴最中のスナップ写真、記念集合写真、新郎新婦のスタジオ写真はそれぞれ別料金です。
- ●ビデオ撮影:挙式と披露宴は撮影料金が別。また編集費用も必要。ビデオダビングは追加料金が掛かります。
- ●演出:生演奏やゴスペル歌手、ルミファンタジァなど、演出によっては10万円を超えるものも。
- ●プロジェクター・スクリーン:プロフィールビデオやスライドを上演する際は必要。
- ●ドラジェ:自分達で用意しても持ち込み料金は掛からないケースが多いです。300〜400円程度。お菓子にこだわらずジャム、紅茶、バスグッズや観葉植物などのプチギフトと個性出したアイテムを。
- ●パックプランを利用
- 個別に見積もりするよりも格安な基本セットウエディングプランがありますので利用しましょう。40名程度の挙式・披露宴の基本料金に、一人当たり価格×追加人数で計算されます。
- ●ブライダルフェアで成約
- ブライダルフェアに行くと限定プランが合ったり、その場で申し込むと特典やサービスが付く場合があります。模擬結婚式や下見も出来るし、ウエディングドレスの試着や引き出物・引き菓子などの展示もしているので、後日打ち合わせに足を運ぶ手間が減ります。
- ●オフシーズンのウエディング
- 結婚式の人気シーズンは気候のいい春と秋。10月ごろが一番のピークで、4、5月頃のウエディングも多いです。逆に2月8月は人気薄で料金も割安。式場の日程も押さえやすいしサービスもいいです。僕らは3月に結婚して、費用は一律15%割引、サービスでつけてくれたオプションも結構ありました。
- ●式場紹介で割引に
- どこを通して結婚式場と契約するかによって値段が変わってきます。オススメの契約ルートは、
- ・ホテルウエディングならホテルの会員になる:食事飲物費用割引や宿泊料金割引等。
- ・デパートのブライダル会員になる:提携式場での割引特典やデパートでの買い物が優待割引。
- ・共済ブライダルプラザ:提携式場でのお得なプランや持込料の免除。衣装の格安レンタル等。
- ●招待客は多いほうがお得?
- トータルでの出費は多くなりますが、招待客が多いほうが収支はプラスになる傾向に。お祝い事ですから招待しようか迷っている方がいるならばお呼びして人数を増やしてもいいかも。関東よりも北の地域ではお祝儀が低めなので注意。
- 披露宴招待人数は102人と平均よりも多めでした。最初の見積りでは120名で計算して貰いましたが、結構都合が合わなかったりキャンセルがありましたね。多くのポイントを自分たちで制作したり、外部や知り合いの業者に発注したので、式場に支払った額は240万円程度。料理・飲物は定価2万円のコースだったので、トータルコストは交渉してかなり格安にしてもらいました。オフシーズンのウエディングだったので費用は一律15%割引。サービスで付けてくれたオプションは、フリードリンク、控え室料、ウエディングケーキセレモニー料、ピアノ使用料、引き出物保管料など、総額約25万円分が無料で付いてきました。見積りの詳細は「100万円節約した詳細大公開」を参照して下さい。
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