見積徹底分析 金額UP防止法 1
見積り追加の出費に要注意
会場で最初に出される見積りは必要最低限の項目しか記載されていません。結婚式の準備をしていくと予期せぬ追加項目・変更があって、最初の見積額で組んでいた予算をオーバーしてしまうケースが多いです。一つ一つのアイテムに関わる追加修正はわずかでも、トータルではかなりの金額UPになるので気を付けましょう。平均すると約70万円もの増加になっているとの統計も。
そこで見積りを出してもらう時のチェックポイントや、見積額が増加してしまう原因を徹底分析!
事前に把握しておくべき知識や見積りに載らない注意すべき項目も含め、シーンごとにトータル140項目以上をピックアップ!これを読めば見積もりなんて怖くない!最初から予想して心の準備とお金の準備をしておくと安心です。本当に自分がやりたい結婚式をよく整理して、悔いの残らない結婚式を目指しましょう。
- ・結婚式見積りチェック
- ・結婚式の見積りを見直そう
- ・徹底分析1⇒ 結婚式・披露宴全般 | 招待客数増加 | 料理・飲物
- ・徹底分析2⇒ 衣装・小物 | 美容・ヘアメイク
- ・徹底分析3⇒ 会場装飾・装花 | 演出・音響・照明
- ・徹底分析4⇒ ペーパーアイテム・グッズ | 写真・ビデオ
- ・徹底分析5⇒ 引き出物・ギフト | ゲスト関連
結婚式・披露宴全般
- 見積りを出してもらう際の注意点や挙式スタイルによる違いなど、結婚式全般のチェックポイントをピックアップ。結婚式見積のベースとなる部分なので要チェック。
- 見積りは複数会場で出してもらい比較検討
- 会場下見に行った際には必ず仮見積りを出してもらおう。複数の会場で見積りを出してもらい比較検討して最終決定しましょう。会場ごとに見積りに含まれる項目やフォーマットが異なるので内容をよくチェックして。
- 見積りは納得いくまで何度でも出してもらおう
- 見積りは一般的に、最初の仮見積り、具体的な内容を含めた2回目の見積り、結婚式直前の本見積りの3回は出して貰えるものですが、見積りは無料なので、追加検討する項目があれば遠慮せずに何度でも出して貰いましょう。
- プラン利用 or 個別に見積り
- 必要な項目が揃ったパッケージプランがあります。プラン利用だとお得なのですが内容に融通が利かないことも。衣装を外部から持ち込もうと考えていたりとパックに含まれているけれど利用しない項目があっても割されません。個別に見積りした方が安い場合も。どちらがお得か検討して。
- 季節によって割引、複数月で見積りを
- 結婚式のピークは10月と5月。ジューンブライドは天候が崩れやすいのでさほど人気でもないんです。逆にオフピークは2月と8月。寒い時期と暑い時期はゲストにも不評です。オフシーズンは結婚式数も少ないのでサービスがいいんですよ。見積りを出してもらう場合は結婚式希望日を複数月にわたって出してもらい比較しましょう。私は3月頭に結婚して、料理・飲物は15%オフ、各項目は10〜20%オフになりました。2月だと料理は20%オフ、4月だと10%オフになると言われました。
- どこを経由して見積りを出すかによって値段が違う
- ブライダルサロン、雑誌、WEBなど会場を探す際に役立つサービスが各種あります。同じ会場でもどこを経由してコンタクトを取るかによって割引やサービスが変わってきます。このサイトでも割引が受けられるサービスや会員制度を紹介しているので参考にして下さい。基本的にブライダルサロンを通すよりも直接会場に下見に行った方がサービスの融通が利くケースが多いです。会場としては紹介してくれた場合は仲介手数料を支払うので、直接コンタクト取れば中間コストを省ける分、安くしてくれる場合あり。
- 紹介で割引
- 提携しているブライダルサロンや以前そこの式場で結婚式を挙げた方から紹介されると割引してくれる場合あり。料理・飲物が5〜10%割引になったりするのでトータルで考えるとかなりの金額に。
- ホテル会員になると割引・特典あり
- ホテルウェディングならそのホテルのメンバーになると、割引やサービスを受けられたり、ポイント制度があり利用金額に応じて無料宿泊やディナーの特典を受けられるサービスもあります。ブライダルサロンを通さずに直接コンタクトを取る必要あり。事前に検討しているホテルに会員サービスが無いか要チェック。
- ⇒ホテルのブライダル特典
- 直接式場に下見に行く方が安くなる場合も
- 基本的にブライダルサロンを通すよりも直接会場に下見に行った方がサービスの融通が利くケースが多いです。会場としては紹介してくれた場合は仲介手数料を支払うので、直接コンタクト取れば中間コストを省ける分、安くしてくれたりサービスをしてくれる場合あり。
- 挙式スタイル
- 挙式スタイルによって金額が異なります。一般的に金額が高い順に、キリスト教式⇒神前式⇒人前式です。神前式には和装衣装代金、人前式では司式者を誰にするかによって別途費用がかかります。挙式費用だけではなくトータルの金額を考慮して。
- 人前式の司式者
- 人前式では誰を司式者にしますか?厳粛に格調高く結婚式を執り行う、全日本ブライダル協会が認定した司式者「シビルウェディングミニスター」がいる会場もあり。また披露宴の司会者に人前式の司式も頼める場合も。いずれのケースも追加で費用が発生します。
- 結婚証明書
- 人前式で新郎新婦がサインする結婚証明書(法的執行力があるものではありません)は別費用。キリスト教式で執り入れるカップルもいます。
- 披露宴会場
- 披露宴会場の規模や場所により会場使用料が異なります。ホテルの場合、宿泊客との分別を図るため宴会場は基本的に地下にあり、一部上層階に分かれています。見晴らしの良い上層階でのスカイウェディングは使用料も高めです。人数と雰囲気、費用のバランスを考えて。
- 親族・来賓控室
- 最初の見積りでは両家ごとに控え室を分けて2部屋利用で計算されている場合が多いです。ゲストの人数にもよりますが、大部屋一部屋にするのもあり。控え室で待機中に親族挨拶や交流を図れて、控室使用料の費用も抑えられます。
見積額UPを防ぐチェックリスト
- □まずは見積りに慣れよう
- □複数会場の見積りを比較検討し相場を見極める
- □プラン利用か個別見積りか両方検討
- □結婚月により割引・サービスが異なる。複数月の見積りを
- □割引サービスを行っている紹介先を探そう
- □挙式スタイル、披露宴会場別に見積りを出してもらう
招待客の人数増加
- 結婚式直前まで人数の変更がありえる不確定要因です。ゲストが増えればその分追加費用も発生します。最初の見積り時点の見込み人数にゆとりを持っておきましょう。
- 披露宴スタイルによって招待客数が変わります
- 親族中心の披露宴なのか友人中心のパーティなのかスタイルを明確に。テーブルごとに来賓席、友人席、親族席などテーブル単位で考えましょう。人数が多い場合は二部制も検討して。
- 招待客は両家の親にも事前に相談
- 親サイドで世話になっている人や、勝手に呼ぶ約束をしている人も出てくる可能性あり。親族もどこまで招待したら良いのかなど、両家の親にも事前に確認を。私たちは両家の親族だけで60人にもなりました。両家とも父親が8人兄弟だったんです…。
- 招待客の人数バランスを考慮して
- 会場の広さと招待客の人数のバランスも考えて。また両家の人数バランスを取るために追加で招待しなければならないことも。
- 招待客一人当たりのコストを計算しておこう
- ゲストが一人増えると様々な項目を追加する必要があります。料理・飲物・席料・招待状・ペーパーアイテム・引き出物・引き菓子・プチギフトなどなど。具体的に何が必要になるか、トータルでいくらかかるか計算しておきましょう。
- 招待客の中に子供はカウントしてますか?
- 招待客というと大人のことしか考えていないケースも多いです。甥や姪、友人の子供などもゲストの一人です。席料や子供用の料理代が発生するので要注意。アレルギーを持っている子も多いので事前に親御さんに確認しておきましょう。会場によってはベビーシットしてくれるサービスがあるところも。
- 人数が増えるとテーブルを増やすことに
- 各テーブルで座れる人数が決まっています。ゲスト数が増えるとテーブルも増やさなければならない場合も。テーブル1卓あたりかかる費用も把握しておきましょう。テーブルコーディネート料、テーブル装花、キャンドルサービスなどの費用が必要です。
- いつまで人数変更可能?
- 結婚式の直前に急に出席できなくなるゲストが出てきて、人数の変更が発生する可能性あり。いつまで印刷物の修正が可能か、制作部数を変更できるか要チェック。料理のキャンセルや引き出物の発注のリミットも確認して。
見積額UPを防ぐチェックリスト
- □披露宴のスタイルを明確にする
- □招待客一人当たりの費用を計算しておく
- □招待客の人数を把握する(親にも相談)
- □招待客に子供がいるか把握
- □テーブルの卓数増加に注意
- □人事異動の季節は要注意
- □いつまで人数変更可能か確認
料理・飲物の変更
- 料理のランクアップやフリードリンクの追加、デザートビュッフェ、ウェディングケーキを生ケーキにと、何かと変更する可能性が高い項目です。おもてなしの根幹で招待客も期待してくるポイントなので要チェック!
- ⇒料理の費用節約マニュアル
- ⇒飲物の費用節約マニュアル
- ⇒ウェディングケーキの費用節約マニュアル
- 料理は実際に試食しよう
- 披露宴で出されるメニューと同じものを安く試食できます。実際に食べてみて確認しましょう。パックプランに含まれる料理はベーシックなコースが多いので、ランクアップの必要があることも。また事前に親にも相談しましょう。年配のゲストの口に合う料理や箸で食べられるコースなども検討して。両家の親と一緒に試食して決められるとベターです。私たちは両家の顔合わせも兼ねて一緒に試食しました。新郎新婦は披露宴本番ではあまり料理を食べられない場合が多いので、先に楽しんでおきましょう。
- 飲物には何が含まれる?
- 飲物の基本プランには具体的にどのドリンクが含まれているか確認して下さい。ビール何本までとか、ソフトドリンクには何があるかなど。乾杯用のシャンパンは別料金だったり、料理の内容によってはワインが赤片方しか付いてこないことも(メインが肉なら赤ワイン、魚料理もあると白ワインです)。
- ウェルカムドリンクは別料金
- 結婚式前に親族・来賓控室にて出されるウェルカムドリンクは別料金の場合が多いです。
- 追加ドリンク費用の予算も考えて
- ゲストの方がプランに含まれていないアルコールやカクテルを注文される場合も。また酒豪が多いと基本プランをオーバーしてお酒が出ることも。追加されたドリンク代は結婚式後に請求が来ます。追加ビールは1本幾らかなど事前に把握しておきましょう。心配ならばフリードリンクも検討して。
- 生ウェディングケーキやデザートビュッフェ
- 見積りのケーキカットで使われるのはセレモニー用のダミーケーキです。生ケーキだと別料金。招待人数×1,000円程度の費用がかかります。デザートビュッフェも人気のオプション。こちらも招待人数分の費用がかかります。
- デザートは欲張り過ぎないで
- 料理にもコースの最後にデザートが出されます。生ウェディングケーキも切り分けられてゲストに振舞われます。さらにデザートビュッフェもとなると、デザートが複数出されて飽和状態になり、食べきれないし個々の印象も薄れます。特にデザートビュッフェは年配の方は敬遠しがち。デザートの種類を欲張りすぎても費用がかかるだけです。
- 子供用料理を確認しておく
- 子供料理は別コースです。コースの種類や金額など詳しく確認しておきましょう。
- キャンセルはいつまで可能か
- 結婚式直前に急に来られなくなるゲストも出てきます。結婚式の何日前までならキャンセル可能か確認しておきましょう。
- サービス税を見落とさないように
- 飲食にかかる費用には基本的にサービス税が10%追加されるので気をつけて。
見積額UPを防ぐチェックリスト
- □料理は実際に試食するかブライダルフェアで実物を見てから決める
- □親の意見も聞く (年配向けの料理を配慮して)
- □飲物に含まれる種類を確認(フリードリンク・乾杯用のシャンパン・
- ウェルカムドリンクを含めて見積もりを出す)
- □デザートビュッフェ、生ウェディングケーキの見積りを出してもらう
- □セットプランの料理のランクを確認⇒ランクアップして再見積り
- □人数変更時のキャンセル可能リミットを確認
- ・徹底分析1⇒ 結婚式・披露宴全般 | 招待客数増加 | 料理・飲物
- ・徹底分析2⇒ 衣装・小物 | 美容・ヘアメイク
- ・徹底分析3⇒ 会場装飾・装花 | 演出・音響・照明
- ・徹底分析4⇒ ペーパーアイテム・グッズ | 写真・ビデオ
- ・徹底分析5⇒ 引き出物・ギフト | ゲスト関連