見積徹底分析 金額UP防止法 5
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- ・徹底分析3⇒ 会場装飾・装花 | 演出・音響・照明
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- ・徹底分析5⇒ 引き出物・ギフト | ゲスト関連
引出物・ギフト
- 引出物・引菓子は最初の見積り時には具体的に決まっていないもの。見積りにも最低限のものしか計上されていません。後々ゲストの人数や年齢層に応じて検討していく場合が多いです。最初からある程度の目星をつけておき予算を組んでおきましょう。
- ⇒引出物の費用節約マニュアル
- ⇒引菓子の費用節約マニュアル
- ⇒プチギフトの費用節約マニュアル
- ⇒喜ばれる引出物の選び方
- 見積りに引き出物は入ってる?
- まずは見積りに引き出物が入っているか確認を。含まれていないケースもあり。また設定ランクが低い場合もあるので要確認。
- 引出物の相場
- ゼクシィトレンド調査によると引出物の平均相場は3,700円。3,000〜3,500円の引出物+引き菓子+1品の3点、もしくは3,500〜4,000円の引出物+引菓子の2点にする人が多いようです。引出物の金額は料理の値段の3割程度が目安だとか。
- 実物をみて金額やランクを決めよう
- ブライダルフェアで引出物サンプルを展示している場合が多いので実物を見て値段と質のバランスを確認して。
- 親の意見も考慮して
- 親の希望で後からランクアップすることも良くある話です。特に田舎が地方の方は要注意。地方のしきたりや風習がいまだにあり、引出物の品数や絶対に入れる縁起物にこだわる家もありますので、引出物を二人で決める前に親にも相談しましょう。
- ゲストごとに引出物をかえる?
- 本来引出物はお祝儀の「お返し」ではなくて「お土産」です。基本的には皆様に同等のものを出すのが礼節。とは言え、招待客層に応じて品物をかえたり、来賓には高めの品物にしたりと差をつける場合が多いです。後から一部差し替えたりランクアップしたりと変更が生じることがよくあるので気をつけて。最初から多少予算にゆとりを持っておきましょう。
- 引出物の個数
- 引出物は夫婦や家族で来られた方には世帯で1つでいいです。新郎新婦にはいりません。親へ渡すかは下記を参考に。人数の追加も有り得ますので多少の予備も必要です。これらを鑑みて個数を決めて見積もります。
- 親にも引出物を渡す?
- 新郎新婦が費用負担、招待状も新郎新婦名義…親に引出物あり
- 両家両親が費用負担、招待状も両家親名義…親に引出物なし
- が、基本です。引出物よりもプレゼントや旅行券を渡す方もいます。
- カタログギフト
- 選ぶのも楽でお持ち帰りも軽くてお手ごろで、良く見かけるカタログギフト。最近は掲載されている品数も豊富になり、発注後はアルバムとして使えるタイプなどバラエティに富んできています。システム料金が別途500円かかることに気をつけて。
- 持込料
- 引出物を外部から持ち込む際に保管手数料として200〜400円の持込料金が取られます。最初の見積り時に確認しておきましょう。
- 持込料を取られても外部から持ち込んだ方がお得
- 会場経由だと引出物はほとんど割引されません。外部の業者なら30%割引になる商品もたくさんあります。持込料金が取られても、外部から安く仕入れた方がお得です。最近はインターネットで注文できるギフトショップサイトもたくさんあります。多くは送料無料で披露宴会場に届けてくれて、のし・包装無料、メッセージカード付きとサービスも充実しています。
- 引菓子を会場で頼むと持込料が無料になる場合あり
- 引出物は外部から持ち込んでも、引菓子を会場で頼めば、引出物の持込料金が無料になる式場も多いです。一般小売しておらず、式場経由でないと入手できない引菓子も存在します。引菓子は式場で選びましょう。サンプルを展示し、試食ができるブライダルフェアもあります。
- 引出物を入れる袋も必要
- 引出物、引菓子を入れる袋も用意する必要があります。ホテルや式場で引出物の大きさに合わせて一袋300〜400円程度で各種紙袋を用意しています。
- プチギフト
- プチギフトは基本的に最初の見積りに載っていません。追加で見積もるか自分で用意します。持込料は取られません。最近の披露宴ではプチギフトは当たり前の演出になりました。ドラジェに限らず、お菓子、紅茶、ジャムなどバラエティも豊富です。見積り外の予算を組んでおきましょう。
- プチギフトを配るかごは貸してくれる
- プチギフトを入れて配るかごを備品として用意している式場も多いです。大抵は無料で貸し出してくれます。
見積額UPを防ぐチェックリスト
- □見積りに引出物が含まれているか、ランクも確認
- □親の希望も聞いてから決める
- □持込可能か持込料はいくらか確認
- □ブライダルフェアで実物を見て相場を確認、
- 別ルートで安く入手できる方法を検討
- □ゲスト数や年齢層の把握をして
- □紙袋やプチギフトの予算も忘れずに
ゲストにかかる費用
- 二人を祝福するために来て頂いたゲストの方々に対して感謝を示します。遠方からの交通費や宿泊代、結婚式をサポートしてくれた方への謝礼など細かい心配りがとっても大切です。このゲストにかかる費用は最初の見積りには含まれないけれど、後でかなりの金額UPになるポイントなので要注意です。
- 遠方ゲストの交通費
- 遠方から来ていただくゲストの交通費はどこまで負担しますか。来賓には全負担、友人には半分負担など負担する方針を決めて予算組みを。
- 宿泊費
- 遠方からのゲストや交通アクセスが悪かったりする場合、日帰りは難しい場合も。その際宿泊費を負担するか、宿泊を手配するか検討しておきましょう。ホテルで結婚式を挙げる場合、ゲストの宿泊に割引がききます。
- 結婚式の時間帯によって前泊・後泊する必要も
- 遠方のゲストは前泊しなければ結婚式に間に合わない方や、日帰り不可能で後泊しなければならないケースも。特に結婚式が朝早かったり、ナイトウェディングの場合は気をつけて。
- 来賓への車代
- 会社の上司などの来賓にはお車代をお渡しします。たとえ結婚式場の近隣に住んでいたとしてもタクシー代程度のお車代を用意するものです。
- 送迎バス
- 田舎の親族などまとまった人数が来られる場合、マイクロバスをチャーターして来て頂くことを検討しましょう。
- 謝礼
- 受付や余興を頼んだ友人、リングボーイ・フラワーガールなど子供の演出を頼んだ親に対して謝礼を包みます。子供には文具券・図書券、大人には商品券などの金券でも。
- 着付け、ヘアメイク
- ゲストで着物を着られる方が会場に着いてから着物を着る際は、着付け費用が発生します。さらに髪をセットアップすると費用がかかるので、事前に何人ぐらい希望されるか確認して予算を取っておきましょう。
- 心づけ
- 式場の各担当者に対して包む心づけ。コーディネーター、ヘアメイク、介添え、司会、カメラマンなど、具体的にどなたにいくら包むか検討して予算を取っておきましょう。最近は心づけにあまりこだわらなくても大丈夫。代金を支払っており、サービス税も取られているのですから、ぶっちゃけ心づけ無しでも問題ありません。また最初から心づけを受け取らない方針の式場もあります。スタッフの皆さんにまとめてお菓子をお渡ししても。
- 謝礼・心づけを渡す担当とタイミングを決めておく
- 謝礼・心づけを渡して回る作業は何かと大変です。新郎新婦から感謝を直接示したい気持ちがあっても、当日は主役ですから何かと忙しいもの。渡し忘れのないように信頼出来る人に託した方がベター。 お金が絡むので兄弟姉妹などの近親者に託しましょう。
- ゲストの交通費はお金を包む or チケット手配?
- 交通費を当日に手渡す方法だけでなく、チケットを手配して送付する場合もあります。特に田舎から年配の方が来られる際には交通手段を準備してあげた方が親切です。
- 遠方からのゲストの交通・宿泊は早めに確認
- 遠方から来られるゲストが確定しており、チケット手配を考えている方なら、交通や宿泊の予約はお早めに。特に繁忙期は予約が取りにくいので気をつけて。早く予約すれば割引料金設定がある場合があります。ゲストがご自身で航空券やホテルを予約されてしまった後だと、結婚式当日に交通・宿泊代をお渡しして回るの手間が増えますし、包む金額も正規料金に近い代金を包まねばなりません。
- ゲストの交通・宿泊のキャンセル費用を把握
- ゲストが急遽来られなくなり、手配した航空券やホテルのキャンセルが発生する場合も想定に。ホテルは基本的に前日までのキャンセルは無料。航空券は払い戻し手数料がチケットの種類ごとに異なります。鉄道は数百円の払い戻し手数料がかかります。
- タクシー代
- 駅から歩いて数分でもタクシーを利用される方はいます。着飾って歩きにくいのでタクシーを利用したくなるものです。特に地方の方は車での移動が当たり前だったり、初めての土地で地理が分からない場所ではタクシーを利用する傾向に。主要な駅から乗り換えが必要な駅にある式場の場合、最寄の駅ではなくて主要な駅からタクシーを利用される場合も。タクシー代をポチ袋に入れて準備しておき、受付で渡してもらうように手配しておくとスマートです。
- ご祝儀のお返し
- 結婚式に来られなかった方からお祝いを頂いてしまうこともよくあります。頂いた金額の半額程度のものをお返しするのが基本です。プレゼントを頂いた方にも半額程度のお返しが必要です。
- ハネムーンのお土産
- ゲストの方や世話になった方へのお礼にハネムーンでのお土産を買ってくる必要があります。旅行代金は計算していても、お土産代は意外に見落としがちなポイントです。あらかじめ誰にお土産を買うかリストアップをしておきましょう。
見積額UPを防ぐチェックリスト
- □遠方からのゲストを把握しておく
- □遠方ゲストの各地からの交通コストの相場を調べておく
- □結婚式の開始・終了時間に要注意。前泊・後泊が必要かチェック
- □交通・宿泊ともに早めに確認・予約を入れると早期割引が
- □着付け・ヘアメイクが必要なゲストを把握しておく
- □謝礼・心づけをリストアップしてあらかじめ予算を取っておく
- □お返し・お土産の予算も取っておく
- ・徹底分析1⇒ 結婚式・披露宴全般 | 招待客数増加 | 料理・飲物
- ・徹底分析2⇒ 衣装・小物 | 美容・ヘアメイク
- ・徹底分析3⇒ 会場装飾・装花 | 演出・音響・照明
- ・徹底分析4⇒ ペーパーアイテム・グッズ | 写真・ビデオ
- ・徹底分析5⇒ 引き出物・ギフト | ゲスト関連