見積徹底分析 金額UP防止法 4
- ・結婚式見積りチェック
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- ・徹底分析3⇒ 会場装飾・装花 | 演出・音響・照明
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ペーパーアイテム・グッズ
- ペーパーアイテムやウェルカムボード・ウェルカムベアなどのウェディンググッズにこだわる結婚式が流行っています。趣向を凝らしてオリジナリティを出そうとすると費用もかさみます。見積りに含まれていないアイテムも多いので、後々思わぬ出費にならないよう予算計画をしましょう。
- 結婚式招待状に同梱するものを確認
- 見積りに記載されている「結婚式招待状一式」に具体的に何が含まれるのか確認しておきましょう。二次会の案内や付箋など同梱するものは別途用意する必要があります。
- ゲスト数と招待状制作数は異なる
- 招待客数の内、夫婦や家族で呼ぶ方は招待状は連名宛で1部です。新郎新婦や親、同居している兄弟など家族にも招待状は無くていいです。予定ゲスト数よりも必要招待状数は少なめです。
- 予備の招待状も
- 後から招待する方が増えたり、予定していた方が欠席になって代わりの方を招待するなどといったことも。また宛名を書き間違えたりして廃棄する分も出てくるので、多少多めに招待状を準備します。
- 招待状の文面は親にも相談
- 招待状を制作発注する前に、親にも内容をチェックして貰いましょう。文字校正や親名義で招待状を出すようにとか、親のこだわりがあって修正することになるかも。印刷できあがってから親からダメ出しがあって再度印刷ってことが無いように。
- 結婚式招待状の送付・返信用の切手
- 見積りに載っていない切手代。送付封筒に貼る80円or90円切手(重量による)と、返信はがきに貼っておく50円切手、両方合わせて一招待状当たり130〜140円が別途必要です。郵便局に行って慶事用の切手を用意しましょう。
- 事前に出欠を確認しよう
- 招待状を送る前に事前に出欠を確認しておき、来られる方にのみ招待状を発送すれば招待状がムダになりません。絶対出席しくれると思っていた人でも、既に他の結婚式に誘われていたとか、妊娠しているとかで欠席になるケースも。結婚報告の挨拶も兼ねて電話して出欠を確認しましょう。
- 筆耕料
- 会場で招待状を発注する際は、招待状一式に含まれている場合と、別途筆耕料がかかる場合があるので要確認。筆耕はシルバー人材センターに頼むと格安で出来ます。自分で宛名書きしてもいいです。多少個性的な字でも心がこもっていればOKです。
- 印刷用紙とプリンターとの相性をチェック
- 封筒は手書きのほうが良いですが、毛筆体のフォントを使用しパソコンで宛名をプリントアウトしても構いません。手持ちのプリンターで封筒印刷が可能か、事前に実物の封筒で試し印刷をしておきましょう。招待状用の封筒は厚めで表面がざらついている紙質が多いので、プリンターとの相性が悪く、紙送りが上手くいかなかったり、にじんだり、かすれたりと綺麗にプリントアウトできないことも。
- ペーパーアイテムの種類
- 最低限必要なのは席次表、席札、メニュー。プログラムやプロフィール、サンキューカードなどはお好みで。プログラム・プロフィール・メニューなどを一冊にまとめたデザインもあり。作りたいペーパーアイテムを検討して予算を組んでおきましょう。
- 各アイテムごとの部数を把握
- 席次表やプログラムは夫婦で一部で構いません。ちょっとした部数削減も費用節約になります。受付の方に夫婦で一部渡して下さいと頼んでおくことも忘れずに。席札、メニューは全てのゲストに必要です。子供の分も忘れずに。
- 印刷を式場に頼む際は最終確定リミットを確認
- 結婚式直前までゲストの変更はありえます。何日前までなら印刷物の修正や部数の変更が可能か要確認。
- 招待状・ペーパーアイテムを手作りする
- 最近は様々な種類の手作り用キットも販売されており、簡単に手作りできて費用も抑えられます。招待状に同梱する会場の地図だけ会場に頼んで印刷してもらうことも可能です(有料)。
- プリンターの出力サイズ・性能を確認
- 席次表の定番サイズはA3サイズ。横にプリントして二つ折りか四つ折り(観音折り)にします。お手持ちのプリンターはA3出力可能ですか?また厚紙やトレーシングペーパーなどの特殊紙にも印刷が可能ですか?手作りのアイディアを考える前にためし刷りして確認しましょう。出力センターに持ち込んでプリントする方法もあります。
- 手作りにかかる諸経費
- ペーパーアイテムの材料費のほかに、デザインするソフトやテンプレート・素材集のコストもかかります。工作道具なども用意する必要あり。手作り準備のために結構出費するものです。
- ウェルカムボード
- 見積りに含まれていません。ウェルカムボードを立て掛けるイーゼルが必要。会場でレンタルしてくれるケースも。(有料の場合が多い)
- ウェルカムベア
- 見積りに含まれていません。
- リングピロー
- 見積りに含まれていません。レンタルしてくれる会場もあり。
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見積額UPを防ぐチェックリスト
- □ゲスト数と印刷物の必要数は違います。
- 予備も含め必要数量を推測し、極力ムダが無いように
- □文章チェックは入念に。再印刷を防ごう
- □招待状を送る前に事前に出欠を確認して
- □手作りするなら制作道具・ソフト・デザイン素材の予算も
- □出力するプリンターの性能・出力サイズを確認
- □ウェルカムボード・ウェルカムベア・リングピロー等の予算も念頭に
写真・ビデオ
- 記念に残るものだけに写真撮影とビデオ撮影は重要なポイント。費用が高額なだけに最初は躊躇しがちだけれど、後からやっぱりお願いしたいと追加するケースが多いのもこの項目。また焼き増しやダビングなど結婚式後にも出費があるので予算をしっかりと立てましょう。
- 撮影プランとカット数
- 撮影のプランは撮影の種類やカット数で細かく分かれています。披露宴だけとか、挙式前の花嫁支度も含まれるとか、プランの詳細を要チェック。カット数でも値段が変わってきます。
- 写真やアルバムは事前に実物サンプルを見て
- カット数や、手焼きプリント、デジタルアルバムなど、プランの選択ができますが、素人には違いが分かりにくいもの。実物のサンプルを見てコストバランスをチェックしましょう。
- 撮影して欲しいカットを決めておく
- 撮影プランはカット数が決められています。事前に撮って貰いたいカットを指示しておけばカット数を節約でき、少ないカット数でも充実した写真撮影に。ブライダル雑誌のサンプルフォトを見て撮って欲しいカットを研究しましょう。
- カメラマンと事前の打ち合わせを
- カメラマンが過去に撮った写真を見せて貰い、こちらのイメージも伝えておくと、互いに撮影のポイントを事前に把握できます。また披露宴のプログラムは事前に手渡しておきましょう。進行を先読みできるとシャッターチャンスを逃さないですみます。
- 写真を外部手配できるか確認を
- 会場の撮影代は高いので外部のカメラマンを手配しようと思っていても、カメラマン持込不可の場合もあり。また挙式撮影禁止とか祭壇に上ってはいけないなど制限ルールが決められていることも。外部OKでも持込料金が取られる場合もあるので会場に確認を。
- カメラマンにゲストとして列席してもらう
- 外部カメラマン持込禁止の会場でも、列席者が写真を取ることは禁じていません。カメラマンをゲストとして結婚式に列席するようにすれば写真撮影も可能で、持込料もかかりません。その際はばれないように気をつけて。
- カメラマンの追加費用
- 挙式と披露宴の間の時間が空いている場合、カメラマンの拘束時間に応じて追加費用が発生することも。また二次会が別会場だと移動オプションとして別費用が計上されます。さらに移動用のタクシー代も実費かかるので、プラン価格よりも追加出費あり。
- ネガはもらえる?
- 撮影したフイルムのネガを貰えるか確認して。ネガがあると後で自分たちで焼き増ししたり、アルバムを作ったりできます。写真をデジタルデータ化してCDに焼いてくれるサービスをしてくれる場合もあり。業者に焼き増しを頼むと高額です。自分でプリントショップに持ち込んで焼き増しできれば経費節約になるので、ネガやデジタルデータは必須です。
- カメラ好きの知人に頼む
- カメラが趣味の方は多いです。あなたの結婚式のゲストの中にも何人かカメラ好きがいるのでは。友人に頼めば撮影費用は謝礼+フイルム代と低く抑えられます。ただしブライダルフォトは通常の写真撮影と全く異なるので要注意。撮影ポイント、シャッターチャンス、カット割りなど経験と専門的なノウハウが必要です。カメラ好きだからといって安に頼んでも仕上がりはイマイチってことも。頼むなら複数の方に頼むとシャッターチャンスを逃すトラブルを軽減できます。事前にブライダル雑誌のサンプル写真を見せてイメージトレーニングして貰いましょう。
- 各衣装の記念撮影
- お色直しの各衣装ごとに記念撮影をしますか?カット数が増えるとその分費用もかかります。焼き増しの枚数も含めて、最初から検討して見積りに加えておきましょう。結婚式とは別の日に写真撮影する前撮りも検討してみてもいいかも。
- 親族の記念撮影は何セット必要?
- 親族の記念撮影は見積りには最低限の焼き増ししか含まれていません。家族や親族に配るとなると焼き増し料金が追加発生します。誰に配るか事前に枚数を把握して予算組みしておきましょう。焼き増し代金は高額なので気をつけて。記念撮影時にドサクサにまぎれて誰かのカメラで撮影しておきましょう。(撮影禁止の場合もあり)
- ビデオ撮影は必要?
- ビデオ撮影するかは悩みどころ。後でゆっくり客観的に結婚式を観たり、結婚式に来られなかった方にお観せしたりするならビデオを検討しても。中座中の会場の様子や友人からのコメントなども収録してもらえます。せっかく撮っても結局後で観ないままの人もいます。親にもビデオが欲しいか相談して。
- ビデオも外部業者の持ち込み可能か確認
- ビデオ撮影も外部業者を利用可能か要確認です。チャペルは撮影禁止の会場もあります。持込料金を取られる場合もあり。
- 保存はビデオorDVD?
- ビデオ撮影の保存形式を選べます。ビデオよりDVDに保存したほうが高額ですが、将来的に考えるとDVDの方がいいかも。
- ビデオ撮影を知人に頼む
- ビデオ撮影業者が使っているカメラも保存形式は民生用カメラと同じDV形式。違いはカメラレンズの性能が良いのと長時間録画保存可能なDVD-CAMテープを使用していること。また撮影用の外部照明をつけているので暗いシーンでも映りがいいです。でも最近の民生用のビデオカメラも高機能・高画質なものが多いので、さほど遜色ありません。ゲストの中にもビデオカメラを持っている方がいると思うのでビデオ撮影を頼んでみても。
- ビデオ撮影は三脚が絶対必要
- 長時間のビデオ撮影には三脚が必須。特に結婚式ではスピーチなど固定画面で動きの無いシーンが多いので手持ち撮影だと手ブレが目立ちます。またゲストに撮影を頼むならずっと手持ち撮影してもらっていたらゲストが楽しめません。ビデオ撮影をゲストに頼むなら三脚をお持ちか確認を。無いなら三脚だけレンタルして揃えましょう。
- 編集は自分でやる
- 最近のパソコンはスペックも高くて映像編集も個人で簡単に可能になりました。撮影はプロに任せて生ソースを貰い自分で編集するのもあり。私はビデオカメラ3台と三脚、照明機材をレンタルし、友人のカメラマンたちに撮影してもらい自分で編集しました。
見積額UPを防ぐチェックリスト
- □撮影プラン・カット数を事前に検討、実物を見て判断
- □最初から多少ランクアップしたプランで見積もっておく
- □色直しの記念撮影は?カット数は?撮影するものとして予算組み
- □記念撮影の焼き増しやアルバム、ビデオが誰に必要かカウント
- □ビデオは本当に必要か?親にも確認する。
- □写真のネガやデジタルデータを貰えるか確認
- □写真・ビデオを頼めるゲストがいないか検討しておく
- ・徹底分析1⇒ 結婚式・披露宴全般 | 招待客数増加 | 料理・飲物
- ・徹底分析2⇒ 衣装・小物 | 美容・ヘアメイク
- ・徹底分析3⇒ 会場装飾・装花 | 演出・音響・照明
- ・徹底分析4⇒ ペーパーアイテム・グッズ | 写真・ビデオ
- ・徹底分析5⇒ 引き出物・ギフト | ゲスト関連