花嫁支度・着付け・色直し・介添え
結婚式には花嫁をケア・サポートするために支度・着付け・色直し・介添えと多くのサービスがあります。こんなに仕えてくれる人がいるなんて、まるでお姫様にでもなったかのようです。でもそんなに人が必要なの?実は役割が被っていたり、自分達でも出来ることも沢山あります。無駄は省きながら失敗しないポイントや掛かる費用、注意事項、節約のポイント、オススメ情報をお教えします。
花嫁支度・着付け・色直し
- 花嫁衣裳の平均点数は1.9着。ということは色直しの回数は約1回弱。複数回する人は少数派で、色直ししない人も結構いるということですね。僕達は洋⇒和⇒洋と3回でした。
- ●段取りを要チェック
- 挙式前の支度や色直しの段取り、所要時間は事前に必ず把握しておきましょう。主賓の挨拶などが長引くなど結婚式は時間が押すものです。自分達の準備で招待客を待たすことは無いように。挙式1時間半〜2時間前には新婦は会場入りしなければなりません。最初が押すと時間はずれずれになります。ゆとりを持って時間配分し、先手取って行動しましょう。僕らの時も時間が押しまくりで、結局二次会の開始時間を1時間遅らす羽目になり、延長料金が掛かってしまいました…。
- ●色直しは時間の勝負
- 披露宴を中座しての色直しの時間は20〜30分程度に収めれるようにしましょう。チェンジするイメージポイントを明確にしておき、事前にヘアメイクさんに伝えておくと時間の短縮になります。ぼくらは色直しに40分掛かってしまいました。披露宴の招待客も中座時間が長いと感じてしまったようで、後から何かトラブルあったのと聞かれてしまいました。参列者の方を待ちわびさせることの無いように気を付けたいですね。
- ●会場移動がある場合
- 挙式は教会で挙げて披露宴、二次会の場所が違うなんて場合は、どこで着付けをするか、色直しをするか
- ●誰が支度してくれますか
- 支度料と介添え料が別料金になっていませんか?ヘアメイクのオプションにドレスセットアップは含まれていませんか?支度できる人が重複しており無駄な出費をしてしまうケースが非常に多いです。和装は専門の美容師さんでないと着付けるのは難しいですが、ウエディングドレスは介添え人でもヘアメイクでも着付けることが出来ます。
- ●控え室
- 衣装を持ち込んだり、ヘアメイクを外部に頼む際に、別途個室を借りないといけないことがあります。ホテルの式場ならばその日の宿泊はサービスで付いてくると思いますので、その部屋を控え室として利用すると控え室料を節約出来ます。
- ●ウエディングドレスの支度は頼まない
- 見積りの中に新婦支度料の項目が加算されていたらキャンセルしましょう。ヘアメイクの方がドレスセットアップも一緒にしてくれます。
- ●色直しは部分変えで
- 色直し用に2着用意する予算や時間が無いならば、アレンジの加え方で色直しに対応できます。ウエディングドレスの中には2WAY使用可能なドレスがあり、白のウエディングドレスに上着やストールを重ねてアレンジを加えることが出来ます。またブーケや髪型をチェンジするだけでも雰囲気を変えることが可能です。和装の場合は白無垢から打掛に変える際に掛下は変えずに打掛(上着)を変えるだけでも済むので色直しの費用も時間も節約することが可能です。
- ●スーツは自分で着られます
- 見積りを見ると新郎の支度料の項目に2,000円と書かれていました。これは何ですかと聞くと、新郎の衣装を着せる手伝い料との事。フォーマルなスーツと言っても、普段着ているスーツと着方はほとんど変わりません。しいて言えばタイが違うぐらい。でもワンタッチで付けられるようになっているので、新郎フォーマルスーツのほうが簡単です。
- ウエディングドレスの支度は挙式の3時間前の会場入りし、教会の控え室でブライズメイドたちと一緒に楽しい雰囲気で準備しました。挙式から披露宴まで約3時間空きがある予定で、1時間前に披露宴会場入りして和装に色直す予定だったんですが、挙式後の写真撮影や車での移動に時間がかかってしまい、披露宴会場に到着したのは披露宴開始30分前。和装はもう無理だともうあきらめて司会の人に進行の変更を告げかけていたんですが、美容師の新郎母が奮起してくれて、新婦母と新郎伯母も手伝ってくださり、本当なら着付けに1時間は掛かるところを20分で仕上げてくれました。新郎の和装は花嫁介添え人に手伝ってもらい着付けたんですよ。披露宴中座での和装からカラードレスへの色直しにはヘアメイクチェンジに時間がかかってしまい、約40分の中座でちょっと長くなってしまいました。支度や着付け、色直しの手配は自分達で行ったので費用はかなり浮かせませたが、予期せぬところで時間を取られてしまうこともあるので、もっと綿密に事前の準備・計画をして、ゆとりある行動が必要でしたね。
花嫁介添え
- ●花嫁介添え人の役割は
- 花嫁の身の回りの世話をしてくれる人です。ドレスの裾を整えてもらったり、荷物を運んでくれたりと、動けない花嫁のニーズを満たすべく陰でサポートしてくれます。トイレに行きたくなったり困った事があれば何でも相談して対応してくれます。
- 介添えは役割分担しておこう
- ●式場の花嫁介添え人
- 式場でプランに含まれる花嫁介添えの方は式場に関連する部分でのサポートが基本です。結婚式全体の責任者・ステージマネージャーとの架け橋になってくれます。
- ●ヘアメイクの介添え(アテンド)は別
- 花嫁のドレスセットやヘアメイクのチェック・直しは式場の介添え人ではなくてヘアメイクがケアしてくれます。介添えとして結婚式の最中も介添え(アテンド)してもらうためにはオプション料金が掛かる場合があります。基本的なヘアメイク料金にアテンドは付いてなく、セットアップまでです。もし花嫁が感動しやすく涙もろいならば、アテンドを頼んでおいたほうがいいと思います。
- ●知人にも介添えを頼んでおこう
- あなたを知っている人でないと分からないことや頼みにくいこともありますよね。参列者の誰かを呼んできて欲しいとか言われても式場の介添えの方では分かりません。気心しれた友人などに傍にいてもらいましょう。
- ●式場の介添え人:1〜3万円
- セットプランには介添え人費用は含まれています。挙式会場と披露宴会場が異なる場合、出張費用が必要。
- ●ヘアメイクのアテンド:5,000円/時間前後
- ヘアメイクのアテンド(付き添い)を頼むと待機時間に応じて費用が掛かります。
- 花嫁介添えは披露宴のみで13,500円でした。挙式時の花嫁のウエディングドレスのトレーン(裾)直しや身の回りの世話はブライズメイドの新婦姉に頼みました。披露宴の介添えは式場との連携を図ってもらうためにプランから外すことは出来ませんでしたが、その分色々と活躍してもらい、新郎の着付けなども手伝ってもらいました。ヘアメイクのアテンドも挙式・披露宴・二次会と終日付き添って貰いました。
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