結婚費用節約マニュアル
婚約指輪・エンゲージリング
エンゲージリングは全ての女性の憧れです。でも贈る側の男性にはどんなエンゲージリングを購入したらいいのかよく分からないですよね。最愛の人に最高の婚約指輪を贈るためのノウハウを伝授します。婚約指輪・エンゲージリングの失敗しない選び方、婚約指輪の相場や注意事項、いい婚約指輪を格安で購入する節約のポイント、オススメジュエリーショップを紹介します。
婚約指輪・エンゲージリング
- 婚約指輪（エンゲージリング）：平均相場37.8万円
- ●婚約指輪・エンゲージリングって給料の3ヶ月分もするの？
- 購入者の平均相場を見ると、婚約指輪が給料の3か月分というのは間違った認識みたいですね。実は婚約指輪の相場を給料の3ヶ月って言い出したのはジュエリーショップの昔の広告なんですよ。さらに最近の傾向は値段よりもデザイン重視のようです。エンゲージリングを付ける期間は婚約中だけと割り切って、予算を抑えて他にお金を回すのもひとつの手です。結婚してからも婚約指輪を付けるかなと思っていても、日常生活や家事に邪魔であまり付けることは少ないようです。絶対結婚後も婚約指輪を付けたい人はダイヤモンド埋め込みタイプのエンゲージリングを選びましょう。ひとつでエンゲージとマリッジ両用できるデザインの指輪もあります。
- ●ダイヤモンドの見方
- エンゲージリングといえばダイヤモンドリングが定番ですね。実はダイヤモンドには世界的な鑑定基準があり、4Cという4つの観点から比較が可能なのです⇒詳しくは「ダイヤモンドの4Cの見かた」を参照して下さい。ダイヤモンドのルース自体の品質は4Cが同じならどこで買おうとも同じです。ティファニーだから良いダイヤとは限らないのです。価格に差が付くのはブランドによってデザイン代やテナント料、広告費などが上乗せされるからです。また値頃感を出すために元の価格を高めに設定して割引しているところも多いです。貴金属の価格は在って無いようなもの。あまりにも割引率が高く販売している店は要注意です。
- ●婚約指輪・エンゲージリングを選ぶにあたって
- 大切なのはあらかじめ予算を決めておくことと、しっかりした目を持つこと、親身になって相談にのってくれる店を探すことです。
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- エンゲージリングのメイン、ダイヤモンドのルースの価格はルースの希少性によって変わります。見た目はさほど変わらなくてもランクがひとつ変わるだけで値段が変動します。予算に合ったバランスのいいダイヤモンドを選ぶコツは「失費しない婚約指輪の選び方」を参考にしてください。
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- ●ダイヤモンドのルースは遠目で見て決める
- 見た目で分かりやすいのはカットとカラットです。カットの良し悪しは輝きに影響し、カラットは大きさが変わります。ダイヤモンドの4Cの中には素人の目にはランクの差が分かりにくいものもあります。例えばクラリティは10倍のルーペで覗き込んで調べますし、カラーはダイヤモンドの鑑定士でさえ基準となるマスターストーンと比較して判断しています。ジュエリーショップに行くとハート＆キューピッドカットのダイヤモンドをルーペで見させられて薦められると思いますが、指輪に加工しえしまえばもう見えませんし、ルーペで見てくる人もいません。ダイヤモンドを遠めから眺めた見た目で判断しましょう。ダイヤモンドを持って手を伸ばした距離で見たり、テーブルにおいて立って上から眺めたりして比較するといいです。近すぎると本当の価値は見えにくいものです。客観的に見てみることで適切な判断ができ、無駄に高い買い物をしなくてすみます。
- ●ダイヤモンド優先かデザイン優先か？エンゲージリングの方向性を明確に
- どんなエンゲージリングが欲しいのか方向性を明確にしましょう。ダイヤモンド自体の美しさを強調したいならシンプルなリングがいいですし、デザインリングが欲しいならダイヤモンドのランクを下げてもいいと思います。ダイヤモンドの品質とリングのデザインを両方求めてもお金が掛かるだけです。へたするとかえって互いに良さを打ち消しあってしまいます。
- ●ブランドにこだわらない
- ティファニー、カルティエ、ブルガリなど有名ブランドのエンゲージリングは女性の憧れかもしれませんが、いざ指にはめてしまえば見た目からではブランドは分かりません。ダイヤモンドは鑑定された4Cが同じならばブランドに関係なく品質は同じです。
- ●それでもブランド品がいいのなら
- 「デパートのブライダル会員」に登録したり、「デパート友の会」を活用しましょう。普段なら割引やバーゲンをしないブランドジュエリーショップでも、デパートに出しているテナントならば5〜10%割引になり、デパートのポイントも加算されます。ブランドの直営店よりもデパートのテナントで購入しましょう。
- ●式場・ブライダルサロンの提携ショップを探す
- 結婚式場やブライダルサロンでは提携しているジュエリーショップがあり、10〜30%割引になる場合があります。
- ●県民共済ブライダルプラザを活用
- 一部の県民共済ブライダルプラザでは指輪を取り扱っているところもあります。共済会員へのサービスなので市場価格よりも格安です。
- ●エンゲージリングを再加工
- ダイヤモンドはとても硬くて傷が付きにくい物質です。古いエンゲージリングのダイヤモンドをはずしてリングだけ変えても見た目は新品と変わりません。母親の婚約指輪を娘に継いでいくのもいいと思います。
- ●ネットからエンゲージリングを購入する
- 広告やテナント・店舗費用は商品に上乗せされます。雑誌に広告を載せると軽く100万円から数百万は掛かります。逆にコストが掛からないならばその分安く買えます。インターネットでは直接商品を見れないので心配されるかもしれませんが、ダイヤモンドの鑑定は絶対的な基準なので、他のネット通販よりもはるかに安全で信頼できます。
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- ダイヤモンドについてはかなり調べて勉強しました。御徒町の宝石街に通ってはリサーチしたり、専門家に教えてもらったり。ついにはこのサイトで解説しているぐらいの専門知識を持つことができました。そして、婚約指輪にはめるダイヤモンドのルースはジュエリー業者のふりをして宝石卸商から直接安く仕入れました（市場相場価格の30〜50%程度の値段）。そのルースを中央宝石研究所に持ち込み、鑑定を依頼し、鑑定書を発行してもらいました。次に二人で御徒町のジュエリーショップを回って気に入ったエンゲージリングの台を選び、持ち込んだダイヤモンドを加工してもらいました。
- ちなみに僕が選んだ婚約指輪のダイヤモンドルースは、0.37カラット、エクセレントカット、Dカラー、VVS1クラリティーと結構いいランク。これが約8万円で購入できました。リングは6本爪のセンターダイヤに両脇に小さなメレモンドを並べてあり、リングには少しひねりが入っているデザインリング。ダイヤモンドとリング代と加工代全て含めて婚約指輪一式で約15万円。一般のジュエリーショップで買えば40万円はするクラスのエンゲージリングです。
- 婚約指輪（エンゲージリング）節約額：約22万円（平均相場額と比較）
