会場装花
結婚式の装花は会場の雰囲気に大きく影響しますが、とてもお金のかかるポイント。こだわりたい項目だけれど予算オーバーしやすいので気をつけて。会場装花を選ぶ際のポイントや、掛かる費用、注意事項、クオリティは下げずに節約する裏技、オススメ花屋をお教えします。
- 会場装花については以下のページも参考にして下さい。
- ⇒結婚準備オススメ書籍:ブーケ&装花の本
会場装花・コーディネート
- 会場装花平均:15.5万円
- 平均は15.5万円だけれども、一番多いのは20万円前後。30万円以上会場装花に掛けるカップルが10%も。この2年で平均額は3.4万円UPしているそうです。値段だけでなく花材へのこだわりる人も増えています。
- ●見積りの装花では物足りない
- 結婚式の見積りの会場装花代は最低価格の場合が多いです。実際現物を見てみると正直物足りないと感じると思います。ブライダルフェアでセッティングされている会場装花はもっと上のグレードで、見積りより大幅に費用が掛かります。上のグレードやオリジナルの会場装花を見てしまうとどうしても魅力的に見えてしまい、高いプランにしてしまいがちなので気をつけて。
- ●装花が必要な箇所をチェック
- 結婚式ではとても多くの箇所で花を使用します。見積りでどこまでの装花が含まれるのか確認しておきましょう。
- ●外部持込が可能か要確認
- 専門のブライダルフラワーアレンジメント業者の方が価格もリーズナブルでアレンジバリエーションも豊富なのですが、式場によって外部業者が入れないところも。特に一日に複数カップルの結婚式を行う式場では会場セッティングの時間が限られているので、提携業者以外は頼めません。レストランウエディングや一軒家のウエディングならば、外部ブライダル業者の受け入れも柔軟な会場もありますので、利用される式場に確認してみて下さい。
- 会場装花の種類
- ●メインテーブル装花:新郎新婦の座る高砂のテーブルに飾られるメイン装花
- ●ゲストテーブル装花:披露宴の参席者の各テーブルに飾られる卓上装花。テーブルの数だけ必要
- ●ウエディングケーキ装花:ウエディングケーキーの回りに飾られる
- ●ケーキナイフ装花:ウエディングケーキ入刀用ナイフに付けられる。リボンだけでも可
- ●ブライダルキャンドル装花:キャンドルサービスのメインキャンドルに飾られる
- ●キャンドル点火棒装花:キャンドルサービス用の点火棒に付けられる。リボンだけでも可
- ●受付用アレンジ:披露宴受付用のアレンジ
- ●ウエルカムボード用装花:ウエルカムボードの回りに飾られる
- ●フラワーガール用花びら:教会式挙式の花嫁入場の前にバージンロードにまく花びら
- ●フラワーシャワー:挙式の新郎新婦退場の際に参列者が投げかけます
- ●スタンドフラワー:教会式結婚式で祭壇の横もしくは説教台の上に飾られる
- ●チェアーフラワー:教会式結婚式で教会のイスに飾られる一輪程度の花
- コーディネート料
- ●テーブルセッティング:テーブルクロスを選べます
- ●チェアーカバー:イスカバーを選べます。イスの後ろにリボンや花をアレンジすることも可能
- ●季節感を出した装花にする
- 花材は季節によって値段が変わります。結婚式を挙げる季節に合った花材で装花をアレンジすれば安く済みます。例えば通年手に入るバラでも種類によって、春(5〜6月)に咲くものと秋(9〜11月)に咲くものがあり、シーズンものは安く仕入れることができます。
- ●安い花材やボリュームのある花材を選ぶ
- 装花の価格は花材の費用に影響されます。ガーベラやデンファレなどは単価が安くて数を増やせます。ゆりのカサブランカは花も大きく1本に3〜4輪ついていてボリュームが出せます。
- ●花以外でボリュームを出す
- 葉ものをたくさん入れればボリュームを出せて花だけよりも安く装花できます。フルーツや木の実などを混ぜてもオリジナリティが出ます。
- ●装花だけでなく会場全体をコーディネート
- 会場の雰囲気を演出するのは装花だけではなくトータルのコーディネートです。キャンドルやリボンなど花以外で会場を装飾したり、ちょっとした小物に気を使うことでおもてなししすれば、会場装花費用を節約しても印象度UP。
- ●生花にこだわらない
- 装飾部分の装花は生花ではなく造花にしてもいいと思います。例えばウエルカムボード用の装花や、キャンドルサービスやウエディングケーキ装花など、参列者のテーブル周りでないものは造花でも構わないと思います。またフラワーガールがバージンロードにまく花は生花よりも造花のほうがいいです。生花だと踏みつけた際にバージンロードやウエディングドレスを汚してしまう恐れがあります。
- ●式場の共有施設の装花はそのまま使う
- 結婚式場のチャペルなど他のカップルも使用する施設は既に装花が飾られています。既存の装飾は挙式費用の中に含まれています。
- ●持ち込めるものはブライダル装花業者に頼まない
- 受付用アレンジは花屋で売っているアレンジを利用しましょう。インターネットから注文して式場に配送してくれる花屋もあります。おすすめショップはブーケ・花束のページで紹介しています。またウエルカムボード用の装飾などは自分達で用意したりすればその分の費用はセーブできます。
- ●最低限の押さえ所
- 最も妥協してはいけないのはゲストテーブルの卓上装花です。結婚式が始まる前の最初の印象に影響を与えますのであまりケチるのも問題です。その次がメインテーブルの装花です。他の箇所はシンプルでも構わないと思います。
- ぞうの花屋
- コンセプトは「花嫁のための花屋」。花とブライダルの知識集などウエディング関連の情報も豊富です。本部は東京ですが日本全国のスタッフが会場装花の対応をしてくれます。
- http://www.87yome.com/
- Huns&Huber
- センスのいいアレンジの花屋です。装花だけでなくブーケ、花束などトータルのセットプランが格安。ブライダル業者に卸している店舗なので値段設定も明確で式場で頼むよりも半額以下とリーズナブル。会場装花は東京都神奈川県限定です。
- http://www.rakuten.ne.jp/gold/h-h/
- 友人にブライダル専門でフラワーアレンジメントをしている方がいるのでお願いしました。アレンジしてもらった内容は会場装花は、教会の装飾一式:教会祭壇のメイン装花、礼拝堂のイスに飾るチェアーフラワー、受付用アレンジ、ウエルカムボード周り装花。ブーケ関連が、花嫁ブーケ2個、ブーケトス用ブーケ、ブライズメイド用ブーケ6個、花嫁・ブライズメイド髪飾り、ブートニア2個、フラワーガール用の花びら。教会祭壇のメイン装花(右写真)はブライダルパーティの会場に輸送してメインテーブル装花に流用しました。挙式会場とウエディングパーティ合わせて約10万円。披露宴用の会場装花はまた別途掛かりました。持込禁止だったので式場のプランを利用しました。メインテーブルとゲストテーブル10卓、ウエディングケーキ用で約14万円。会場装花とブーケ合わせて約24万円掛かりましたが、挙式・披露宴・ウエディングパーティと3会場分なので格安だったと思います。
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