結婚式見積りチェック

見積徹底分析金額UP防止法 3

会場装飾・装花

装飾・装花は結婚式のイメージを決めるとっても大事なポイント。好きな花を使いたい、もっと華やかにしたいなど、最初の見積りから後々ランクアップしがちなポイントでもあります。花材はとても高いものなので費用増加額も多くなるから気を付けましょう。
⇒会場装花の費用節約マニュアル
⇒ブーケの費用節約マニュアル

実物の装花を見て決めよう
最初の見積りやセットプランに含まれる会場装花は低いランク設定になっており、後々グレードアップするケースが多いです。ブライダルフェアに行って実際に飾られている雰囲気を確認してから正式決定しましよう。また会場の広さと装飾・装花のバランスがマッチしているかも要チェックです。
見積りに入っていない装花に気をつけて
両親への贈呈花束や受付の装花、花嫁のヘッドドレス（髪飾り）用の花、ブーケトス用のブーケなどは最初の見積りに入っていないケースも。
披露宴会場以外の装飾・装花も
親族・来賓控室やバスルームにもちょっとしたデコレーションがあると、ぐんと雰囲気が良くなります。特にハウスウエディングやレストランの貸切などの場合は会場全体をトータルコーディネートしたくなり、装飾・装花の追加が出やすいので気をつけて。
ゲストのイスのカバー・装飾
通常式場のイスにはカバーはかけられていません。イスカバーを付けるのは無料の式場もあれば、席料やコーディネート料の名目で料金が取られる式場もあります。さらにリボンや花をあしらうと別料金になるケースも。
ジョーゼット
通常は高砂の後ろは金屏風になっている場合が多いです。ウェディングドレスにあうのはやっぱりジョーゼットだけれど、金屏風をジョーゼットに変えると別料金を取られることも。最初からジョーゼットをあしらっている会場の場合は無料になるケースも。会場を下見して確認しましょう。
花材はお金がかかるので代用品の検討も
花材は想像以上に高くつくものです。代わりにキャンドルや布・リボンなどを利用した装飾・アレンジをする方法も。
お色直しで花も変わる
お色直しのカラードレスのイメージに応じて、ブーケやヘッドドレス（髪飾り）、ブートニアをチェンジする場合も想定しておきましょう。
演出にも装花が必要
ウェディングケーキの周りを飾る装花、ケーキカット用ナイフの装花。キャンドルサービスをやるならばメインキャンドル周りの装花や点火棒に付ける装花が必要です。やりたい演出に付随する装花が必要か要チェックです。
季節の花材を選ぼう
花は季節によって価格が変動するもの。ほとんどの花は一年中利用可能だけれど、シーズンオフは価格が高沸しています。結婚する季節の花材を利用すれば、費用も抑えられて季節感も出せます。
ゲストが増えると装花も増える
招待客の追加に伴いテーブル数が増えると、その分テーブル装花も追加になります。
式後の装花の活用
披露宴終了後、使用した装花を招待客が持ち帰れるサービスもあり。最初から持ち帰り可能になっている鉢植えタイプのテーブル装花を選ぶこともできますし、披露宴終了と同時にその場で装花を片付けつつ花束を作っていってくれるケースもあります。また使用したブーケを押し花にしてくれるオプションもあり。

見積額UPを防ぐチェックリスト
- □装花は実際に見てから決める
- □会場の装飾・装花のテーマ・イメージを明確に
- □どんな装花が必要か具体的に検討する
- □リボンやキャンドルなど花以外の代替アイテムも検討する
- □最初から高めの装花プランで見積りを出してもらう
- □お色直しで新郎新婦の花をチェンジすることも考えておく
- □やりたい演出に装花が必要か確認しておく
- □式後の装花の活用法を考える
- 　（ゲストに持ち帰ってもらうケースを想定して見積もりを出してもらう）

見落としがちな装花アイテムチェックリスト
- □ウェディングケーキ装花
- □ケーキカット用ナイフを飾る花
- □メインキャンドル装花
- □キャンドルサービス用点火棒を飾る花
- □受付用装花
- □お色直し後の新郎新婦に付ける花
- □ブーケトス・ブーケブルズ用の花
- □両親への花束贈呈
- □フラワーガールが撒く花

演出・音響・照明

演出は最初の見積り段階ではあまり決まっていないもの。プログラムを考えていく段階で増えていく項目です。また友人の余興に伴って準備しなければならないものも発生してきます。ある程度の費用UPは覚悟して予算を取っておきましょう。

やりたい演出を考えておこう
過去に出席した結婚式や雑誌をみて、自分がやりたい演出を考えておきましょう。後々演出を追加して予算オーバーにならないように、事前に見積りに入れておきましょう。
ブライダルフェアで実際の演出を確認
ブライダルフェアで実際の演出を見てみよう。見てしまうとついつい取り入れたくなってしまうけれど、その費用を払ってまでやるべき演出なのか冷静に判断して。
結婚式のコンセプトやプログラムの流れに合った演出を
結婚式全体のコンセプトを統一し、演出を考えましょう。派手な演出はプログラムの流れの中で浮いてしまうことも。無理に演出を入れ込み過ぎるとかえって悪印象になりかねません。演出の優先順位を決めて検討しましょう。
パックに含まれる演出
セットプランの中にはコンセプト重視で最初から演出が含まれているお得なプランも。他の演出がやりたい場合は、演出の差し替えが可能か確認してみましょう。
外部の司会者に頼む
会場の司会者に頼むと高いです。フリーで活動されている司会者や週末副業司会者が数多くいます。外部の司会者は価格設定も低めですし、直接頼むと会場の仲介マージンも取られないので安くなります。
司会を友人に頼む
新郎新婦に親しい友人に司会を頼む手もあり。忌言葉や結婚式ならではの言い回し、トラブルや進行上空白時間の対処など司会進行は難しいので、事前に綿密な打ち合わせを。話して欲しい内容はこちらで原稿を作って渡した方がベター。司会は本当に大変なので十分な謝礼をあげてくださいね。
親への花束・記念品贈呈
披露宴の最後に欠かせない親への感謝を伝える演出。花束贈呈が定番だけれど、産まれた時の体重と同じ重さの体重ベアや旅行券など、最近は親への記念品も様々。最初の見積りには入ってない項目なので予算を取っておきましょう。
天候に左右される演出
フラワーシャワー、バルーンリリース、シャボン玉などのオープンエアの演出は天候に左右されます。雨天中止になった際の代替案と予算を考えておきましょう。
音響・照明に含まれるものを確認
見積りに含まれる音響・照明料には基本的な設備しか含まれていません。やりたい演出によっては特別設備の費用が追加される場合も。使用できるマイクの本数や入力ライン本数など詳細を確認しましょう。
プロフィールビデオなどの映像関係の演出
プロフィールビデオ・エンドロールなど映像関係の演出は最近の流行です。映像制作費の他にプロジェクターレンタル料やスクリーン使用料が必要になります。合わせて数万円取られることも。プロジェクターの持ち込みが可能か、持込料がかかるか要確認。持ち込んだ方が安い場合が多いです。持ち込む際は機材の操作をゲストに頼むことも忘れないで。
機材持込の際は接続端子に注意
映像端子や音声端子には複数の規格があります。会場の音響設備は業務用の規格を使用しており民生用で使われる端子と異なることも。事前に会場の音響担当者に確認しておきましょう。変換ケーブルを購入して持参しなければならないことも。
友人の余興に伴う使用料が発生
友人の余興は後から決まります。楽器を使いたい、カラオケをしたいという場合には使用料が必要になります。友人の余興の傾向を事前に想定して予算を取っておきましょう。
ピアノ使用料
ピアノ演奏をするには別途使用料が必要。ピアノは移送・設営に専門的な知識や技術が必要なので使用料も高めの設定です。ピアノにこだわらなくてもいいなら、オルガンやエレクトーンなら安くでレンタル可能です。
BGMの準備
BGMにもこだわりたいところですね。BGMを決めるにあたって、新たにCDを購入したりレンタルして曲を選別する費用がかかるもの。式場は定番BGMを用意しているので使えるものが無いかチェック。BGMを持ち込む際の対応メディアは要確認。CDやMDに編集して持ち込む必要があります。

見積額UPを防ぐチェックリスト
- □やりたい演出を事前に検討して優先順位を決める
- □プランに含まれる演出をチェック
- □ブライダルフェアで実際の演出をみてから正式決定する
- □音響は拡張設備も追加して見積り
- □映像関係は行う予定で見積りに入れておく
- □カラオケも行う予定で見積もりに入れておく
- □友人がどんな余興を行うか予測する
- □会場で用意しているBGMで使えるものがないか確認

見積徹底分析 金額UP防止法 3

会場装飾・装花

演出・音響・照明

見積徹底分析金額UP防止法 3