ウエディング用語辞典

チェアーカバー

→チェアードレス

チェアードレス

ゲストが座る椅子にかけるカバーのこと。テーブルクロスや会場装飾、装花とあわせてカラーコーディネートすることができる。座席の背もたれの部分にリボンや花を飾ったり、荷物をかけるためのバッグホルダーを置くこともある。チェアードレス代は、パックプランや席料の中に含まれていることが多いが、会場によっては別料金の場合もある。

チェアーフラワー

キリスト教式挙式においてバージンロードの両脇の椅子につける装花。ベンチフラワーともいう。前後の椅子を、リボンを少したるませ気味に繋いで飾ることもある。チェアーフラワーやリボンは別料金の場合が多い。

誓いの言葉

挙式にて新郎新婦が永遠の愛を誓う言葉。

キリスト教式では、牧師・神父が誓いの言葉(「健やかなる時も病める時も…愛することを誓いますか。」といった内容)を読み上げた後について、「誓います。」と神の前で宣言することで結婚を誓う。新郎が宣言した後、同様の内容で新婦も宣言する。

神前式では、誓詞(新郎新婦の連名で綴った誓いの言葉。)を読み上げることにより神に結婚を誓う。この儀式を誓詞奏上(せいしそうじょう)という。誓詞は主に新郎が読み、新婦は自分の名前のみを読み加える。

仏前式では、宗派や寺院により異なるが、主に誓詞を朗読することで仏様に結婚を誓う。司婚僧が司婚の辞を読み上げ、続いて新郎新婦が誓詞を朗読する(誓詞朗読)。その後、新郎新婦は念珠を左手に下げ、右手で焼香して合掌を行う。

人前式では列席者の前で結婚を誓う。誓いの言葉や手順は特に決まっておらず、新郎新婦が自分たちの考えた言葉で述べる場合が多い。

地金

地金(じがね)とは、ジュエリーなどの細工物の材料に用いられる貴金属のこと。ジュエリーに用いられるものとして一般的なものは、ゴールド、プラチナ、シルバー、K18ホワイトゴールドなどがある。

ジュエリーに加工しやすい硬さにするためや、色を変えるために、他の金属を混ぜて合金を作ることも多い。この混ぜた他の金属のことを割金(わりがね)といい、パラジウムや銀や銅などが使われる。

チャーチ

チャーチ(church)とは、牧師や神父が常駐し、信者のための礼拝が毎週行われているパブリックな教会のこと。結婚式を挙げるには、信者のみだったり、結婚講座を受ける必要がある場合が多い。通常、日曜日は礼拝があるため、結婚式で利用することができない。

一方、チャペルは、ホテル・病院・学校・個人所有の礼拝堂で、信者が集まって祈りを捧げる場所。挙式には派遣牧師がやってきて司式を執り行う。結婚式場やホテルに併設されている挙式場はチャペルである。本来、チャペルは誰でもお祈りできる開放された場所であるが、式場・ホテルのチャペルは挙式専門の場合が多く、勝手に入ることはできない。

チャーム

チャーム(charm)とは、小指の先ほどの大きさの金属製のミニチュア。銀製のものもあるが一般には錫製。本来魔除け、お守りを意味するが、現代では、ブレスレットなどの装飾品の鎖部分につけたり、キーホルダーやペンダントトップとして用いられる。チャームには数多くの形があり、それぞれに意味を含ませてお守りとして使われる。欧米では、シルバーチャームは幸運を招くと言われ、生まれたての赤ちゃんや花嫁が身に着ける習慣がある。

ケーキチャームとは、欧米に古くから伝わる結婚式の演出のひとつ。ウエディングケーキの下にリボンに通したチャームを置き、ゲストが順に引き将来を占うゲーム。参加者は主に未婚の女性のゲストの中から選ばれる。新郎新婦がケーキカットをする前に行われる場合が多い。ラッキーチャームと呼ばれることもある。当たりのチャームを選んでおき、引き当てたゲストにプレゼントを贈る演出もできる。ケーキチャームで使用したチャームは、ゲストにお土産として持ち帰って頂ける。

【主なチャームとその意味】
チャーム 意味
ハート(Heart) 幸福・愛情
カギ(Key) 愛情・富・健康・幸せな家庭
フラワー(Flower)
キューピッド(Cupid)
恋が叶う
リング(Ring) 次の花嫁になる
十字架(Cross) 力を与えてくれるもの
リボン(Ribbon) 人との絆
小瓶(Bottle)
羽(Wing)
クローバー(Clover)
願いが叶う
ホースシュー(Horse Shoe) 幸運・多産・魔除け
イカリ(Anchor) 冒険が待っている

 

着色ダイヤモンド

着色ダイヤモンドとは、人工的に着色処理したダイヤモンドのこと。加熱処理、アクリル・樹脂・オイルなどの浸透処理、放射線処理などをして傷や色を改良する。この処置をすることを「トリートメント」または「エンハンスメント」ともいう。鑑定書には、カラーグレードは評価されず、備考部分に「天然ダイヤモンド(処理石)」と表記される。ブルーや濃いグリーンのダイヤモンドのほとんどは、この着色ダイヤモンド。

エンハンスメントとは宝石を人工的に改良すること。宝石の本来持っている潜在的な美しさを引き出す目的で使われる人的手段。またトリートメントとは、その宝石が元々持っている本質的な性質とは無関係に、科学的あるいは物理的方法により人工的に色等や外観を変化させてしまう方法のこと。

天然で色のついているダイヤモンドは、ファンシーカラーダイヤモンドと呼ばれ、産出量は少なく希少価値が高い。希少な色のものは、無色透明のダイヤモンドよりもかなり高価で取引される。

着席ビュッフェ

ビュッフェとは、料理はビュッフェ台にまとめて載せられており、自分で料理を取りに行く立食スタイルのこと。たいていの料理は大皿に盛り合わせてある。壁際に椅子などが用意されており、立食だけでなく椅子に座って食べることができる場合が多い。ビッフェ、ブッフェともいう。

着席ビュッフェとは、立食形式ではなく、列席者全員に各々決まった席が用意されているパーティスタイルのこと。料理はビュッフェ台まで取りに行き、自分の席に持ち帰って食べる。大皿料理のため調理の手間が軽減でき、一人一人に配膳する手間がないのでスタッフも少人数で済むため、コスト削減になる。着席ビュッフェは、カジュアルな結婚披露パーティや会費制のパーティに適している。

着席フルコース

列席者全員が席に着き、前菜からデザートまでのフルコースの料理を、スタッフが次々と配膳してくれる食事スタイルのこと。披露宴の定番のスタイルで、落ち着いて食事を楽しめる。年配の方が多い場合はおすすめ。フランス料理のフルコースだけでなく、和食のコース、箸で食べられる和風フレンチ、大皿料理をテーブルで取り分けてくれる中華料理のコースなど、様々なコースが用意されている。

チャペル

チャペル(chapel)は、ホテル・病院・学校・個人所有の礼拝堂で、信者が集まって祈りを捧げる場所。挙式には派遣牧師がやってきて司式を執り行う。結婚式場やホテルに併設されている挙式場はチャペルである。本来、チャペルは誰でもお祈りできる開放された場所であるが、式場・ホテルのチャペルは挙式専門の場合が多く、勝手に入ることはできない。

一方、チャーチとは、牧師や神父が常駐し、信者のための礼拝が毎週行われているパブリックな教会のこと。結婚式を挙げるには、信者のみだったり、結婚講座を受ける必要がある場合が多い。通常、日曜日は礼拝があるため、結婚式で利用することができない。

チューリップライン

チューリップライン(tulip line)とは、なだらかな肩のライン、ふっくらした胸元、ウエストを絞った形がチューリップの花のようなシルエットのドレスのこと。可愛らしさを表現できるシルエット。チューリップラインは、1953年春夏のコレクションでクリスチャン・ディオールが発表したシルエット。チューリップを逆さにしたようなラインであり、タイトなスカートを茎に見立ててチューリップラインと名付けられた。

チュール

チュール(tulle)とは、六角形(亀甲型)・菱形の細かい網目模様をした薄手の生地。エレガントで透け感が美しい。絹、綿、ナイロンなどの生地が用いられ、硬くて張りのある素材と柔らかいものがある。2本の縦糸を網状に絡みあわせて六角形の穴を作る。薄手のチュールは、ベールやドレスの飾り、バレーコスチュームやスカートに重ねてボリュームを出したりするのによく使われる。厚めの固いチュールは、ハードチュールと呼ばれ、ドレスのふくらみを出すパニエや、スカートの裏地と表地の中間に使われる。プチギフトをラッピングするときなどにも使われる。

チュール生地の上から刺繍をかけたものはチュールレース(tulle lace)と呼ばれる。

チュールレース

チュールレース(tulle lace)とは、チュール生地の上から刺繍を施したもので、編みレースと刺繍レースを組み合わせたもの。

チュール(tulle)とは、六角形(亀甲型)・菱形の細かい網目模様をした薄手の生地。絹、綿、ナイロンなどの生地を用いてラッセル編機でレースを織りあげ、チュール地の網目を拾って刺繍を施す。

チュールはエレガントで透け感が美しく、硬くて張りのある素材と柔らかいものがある。2本の縦糸を網状に絡みあわせて六角形の穴を作る。薄手のチュールは、ベールやドレスの飾り、スカートに重ねてボリュームを出したりするのによく使われる。厚めの固いチュールは、ハードチュールと呼ばれ、ドレスのふくらみを出すパニエや、スカートの裏地と表地の中間に使われる。プチギフトをラッピングするときなどにも使われる。

チュールレースの起源は、16世紀の手製レースに始まる。当初は刺繍のない単純な六角形の編地のみであった。18世紀になり、機械編み機の登場によって、チュールレースの技術が進歩すると共に刺繍も施されるようになり、普及していった。チュールの名前はパリ郊外のチュール市に由来する。

チュチュ

チュチュ(tutu)とは、クラシックのバレリーナが着る舞台衣装で、スカートが横にぴんと張った形の衣装のこと。純白のオーガンジーやチュールなどを何杖も重ねてギャザーを寄せたスカート。代表的なチュチュは「白鳥の湖」で白鳥が着ている衣装。脚全体が見やすい丈の短いスカートをクラシックチュチュと呼び、足元までの長いスカート丈をロマンティックチュチュと呼ぶ。ふわふわしたスカートのドレスは、とてもキュートなイメージになる。

チョーカー

チョーカー(choker)とは、首にぴったりフィットした首飾り、または襟のこと。35cm前後で、長さのもっとも短いネックレス。元々は「息を止めるもの」という意味。犬の首輪に似ているのでドッグカラーとも言う。宝石を使ったゴージャスな雰囲気のものから、布や革製のカジュアルなものまで様々なタイプがある。中世貴族を思わせる高貴で格式のある雰囲気で、首元をゴージャスに見せる効果がある。存在感があり、清楚で上品な印象のチョーカーは、ブライダルアクセサリーとしても人気が高い。ウエディングドレスと共布で作ったり、ブーケとお揃いの花をあしらったりする。最近はビーズでできたものも多く、手作りする人も増えている。

ちらし

着席の披露宴・パーティにおけるテーブル配置の一つ。円卓を適当な間隔を置いてセッティングするテーブル配置のことを「ちらし」と言う。長細いテーブルを縦に配置させることを「流し」という。

【出典:ウエディング用語辞典
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