ウエディング用語辞典

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演出

小物

サムシングフォー

サムシングフォー(Something four)とは、ヨーロッパに古くから伝わる慣習で、何か「新しいもの」「古いもの」「借りたもの」「青いもの」の4つのサムシングを花嫁が身につけると、生涯幸福な結婚生活が送られるという言い伝え。マザーグースの歌などによって語り継がれてきた。

○Something New(サムシング・ニュー) 何か一つ新しいものを。
  新しい人生の第一歩として、未来へ踏み出す。という意味。

○Something Old(サムシング・オールド) 何か一つ古いものを。
  祖先から伝わる経済的安定・豊かさを引き継ぐ。という意味。

○Something Borrow(サムシング・ボロウ) 何か一つ借りたものを。
  幸せな結婚生活を送っている人の幸せにあやかろうという意味。

○Something Blue(サムシング・ブルー) 何か一つ青いものを。
  青いものは、純潔や清らかさの象徴。

チャーム

チャーム(charm)とは、小指の先ほどの大きさの金属製のミニチュア。銀製のものもあるが一般には錫製。本来魔除け、お守りを意味するが、現代では、ブレスレットなどの装飾品の鎖部分につけたり、キーホルダーやペンダントトップとして用いられる。チャームには数多くの形があり、それぞれに意味を含ませてお守りとして使われる。欧米では、シルバーチャームは幸運を招くと言われ、生まれたての赤ちゃんや花嫁が身に着ける習慣がある。

ケーキチャームとは、欧米に古くから伝わる結婚式の演出のひとつ。ウエディングケーキの下にリボンに通したチャームを置き、ゲストが順に引き将来を占うゲーム。参加者は主に未婚の女性のゲストの中から選ばれる。新郎新婦がケーキカットをする前に行われる場合が多い。ラッキーチャームと呼ばれることもある。当たりのチャームを選んでおき、引き当てたゲストにプレゼントを贈る演出もできる。ケーキチャームで使用したチャームは、ゲストにお土産として持ち帰って頂ける。

【主なチャームとその意味】
チャーム 意味
ハート(Heart) 幸福・愛情
カギ(Key) 愛情・富・健康・幸せな家庭
フラワー(Flower)
キューピッド(Cupid)
恋が叶う
リング(Ring) 次の花嫁になる
十字架(Cross) 力を与えてくれるもの
リボン(Ribbon) 人との絆
小瓶(Bottle)
羽(Wing)
クローバー(Clover)
願いが叶う
ホースシュー(Horse Shoe) 幸運・多産・魔除け
イカリ(Anchor) 冒険が待っている

 

シルバーコイン

花嫁の左の靴にシルバーコインを入れておくと、金運や豊かな未来が約束されるというおまじない。イギリスではシルバーコインが金運につながるというのが由来で、6ペンスのコインが用いられる。しかしこの6ペンスコインは、1967年に造幣を終了している為、現在は古銭を入手するか、同じ銀色のコインで代用する。

フォーチュンクッキー

フォーチュンクッキー(fortune cookie)とは、中におみくじの入ったクッキーのこと。アメリカの中華料理店で食後のデザートとしてよく出される。別名おみくじクッキー。結婚式において、プチギフトとしてゲストに配ったり、二次会などの演出としても使われる。

フォーチュンクッキーの由来は、19世紀末にサンフランシスコの日本茶店で、煎餅の中に言葉を書いた紙を入れたものをお茶請けとしてサービスしていたもの。第二次世界大戦後、いくつかの中華料理店がフォーチュンクッキーのアイデアを取り入れて、非常に一般的なものとなり、現在ではアメリカの多くの中華料理店で見られる。フォーチュンクッキーは、元々は日本の神社で新年の祝いに配られていた辻占煎餅が起源といわれている。フォーチュンクッキーに書かれている内容は、運勢、格言、ラッキーナンバーなど様々なバリエーションがある。

ホースシュー

ホースシュー(horseshoe)とは、馬の蹄につける蹄鉄のこと。ヨーロッパでは古来から、悪魔を追い払う力があると信じられ、馬の蹄鉄を戸口などにかけておき護符として用いられていた。また、上向きに開いていることから、幸運を呼び寄せ、こぼれないように守るラッキーシンボルアイテムとも信じられ、アクセサリーなどとして愛用されている。ウエディングでは、パーティ会場の入り口に飾ったり、新郎のタイピンとして着けたり、ラッキーチャームとして用いるなどのアイディアで使われる。

ブライダルキャンドル

ブライダルキャンドル(bridal candle)とは、披露宴のキャンドルサービスの演出で使う、メインテーブルの側にある一番大きなろうそくのこと。キャンドルサービスはお色直し後の再入場の際に行われる演出で、新郎新婦がゲストテーブルのキャンドルを灯して回った後、最後にブライダルキャンドルを点火する。ブライダルキャンドルには目盛りがついており、銀婚式までの25年間、毎年結婚記念日に火を灯して記念日を祝えるようになっている。

フローティングキャンドル

フロートとは「浮いたもの(名詞)、浮く(自動詞)、浮かべる(他動詞)」という意味。フローティングキャンドル(floating candle)とは、グラスなどに水を張り、浮かべるキャンドルのこと。揺らめく幻想的な光の演出を楽しめる。

モンタールキャンドル

キャンドルサービスのメインキャンドルに、小さなキャンドルを階段状や螺旋状に配置したものをモンタールキャンドル(montar candle)と呼ぶ。モンタールと略して呼ぶこともある。裾部分のキャンドルは多く、昇るに従って減って行き、一番上に大きなメインキャンドルがある。小さなキャンドルは一つ一つゲストに着火して行って貰い、最後に新郎新婦が一緒にメインキャンドルに点火する演出。モンタールとは、スペイン語で「乗る」という意味。

ダーズンローズ

ダーズンローズ(dozen rose)とは、1ダース(12本)のバラのこと。欧米においてダーズンローズの花束を恋人に贈ることで幸せになれるとされている習慣がある。12本のバラには各々に意味があり「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」を象徴している。ダーズンローズはこれらを全てまとめてあなたに誓います、という代物。12月12日はダーズンローズの日。バラの品種にもダーズンローズという名前のものがある。

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【出典:ウエディング用語辞典
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