結婚準備
会場探し
ブライダルフェア
ブライダルフェア(bridal fair)とは、ホテル・結婚式場・披露宴会場などブライダル式場で行われるウエディングの見本イベント。模擬挙式、模擬披露宴、会場装飾・装花のサンプル展示、料理の試食、婚礼衣装の試着、引き出物・引き菓子などのアイテムの展示など、実際の挙式・披露宴をイメージできるようになっている。その会場の雰囲気やセンス、サービスなどが把握できるので、希望の結婚式が叶えられるか比較検討するために目当ての会場のブライダルフェアには参加するとよい。
展示のほかに具体的な結婚式の内容について話を聞いてくれる相談会もあり、その場で式場の予約も可能。基本的には無料で予約も不要だが、料理試食会などは予約制や有料の場合が多いので事前に問い合わせしたほうがよい。
模擬挙式
挙式のデモンストレーションのこと。新郎新婦や牧師役のモデルが登場し、本番さながらに挙式を実演してくれるイベント。定期的にブライダルフェアなどで催されており、参加者は列席者席でゲストの視点から見学することができる。式次第の内容や雰囲気を実際に確認できる良い機会なので是非参加すると良い。
模擬披露宴
披露宴のデモンストレーションのこと。本番さながらに装飾、装花、テーブルコーディネートが施された会場で、新郎新婦の入場やキャンドルセレモニーなどの演出の実演が行われる。定期的にブライダルフェアなどで催されており、参加者は列席者席でゲストの視点から見学することができる。披露宴料理の展示や試食を行っている場合もある。
ウエディングドレスのファッションショーや試着会などのイベントが同時に催されていていることもあり、ドレスの下見も兼ねることができる。披露宴の実際の雰囲気や音響・照明など、通常の会場見学では分からないことを確認できる良い機会なので是非参加すると良い。
試食会
披露宴で出される料理と同じものを事前に試食できるイベント。実際に食することで味やボリュームなどを検討することができる。試食会は予約制で、通常料金より安く料金設定されていることが多い。ブライダルフェアで行われるだけでなく、定期的に催している会場もある。また、試食するカップルをゲストに見立てて模擬披露宴を行う場合もある。
試着会
実際の婚礼衣裳を試着できるイベント。ブライダルフェアで試着のイベントが行われることが多く、その会場のレンタルドレスを下見できる。新作ドレスの発表会やファションショーが催されたり、和装の試着やヘアメイクを試せたり、撮影のサービスがある会場もある。後で衣裳の比較検討がしやすいようにカメラも持参すると良い。
資料請求
会場やウェディングアイテムの資料を請求すること。インターネットや雑誌の資料請求はがきでまとめて請求できる。ブライダルフェアの予約も可能。見積もりの割引があることも。会場を決める際に事前に資料を請求し、比較検討してから下見に訪れるとよい。
婚礼アイテム
結婚式、披露宴で用いられる品目や項目のこと。基本的なものはパックプランに含まれている。オプションで追加したり、グレードをアップしたり、自由に選択できるようになっている。
パックプラン
結婚式に必要なアイテムをパッケージにしたウエディングプランのこと。挙式、料理、飲物、装飾、装花、ドレス、ウエディングケーキ、音響照明、招待状、ペーパーアイテム等、様々なものがセットで料金化されている。ホテルや式場によって、コンセプトや人数に応じて様々なパックプランが用意されている。真夏・真冬のオフシーズンや平日・仏滅などは格安に設定されたプランがある。
パックプランには、基本的なアイテムしか含まれていないことが多いので、希望のウエディングスタイルに応じてアイテムを追加する必要がある。個別に頼むよりも割安に設定されているが、内容を柔軟に変更できない欠点があり、含まれているアイテムを利用しなくても料金は安くならない場合が多い。
オプション
結婚式披露宴にて、通常のパックプランに追加できるアイテムのこと。司会者、生演奏、ゴスペルクワイヤーの手配。音響照明、写真撮影、ビデオ撮影のアップグレード。各種演出など会場によって様々な内容のオプションを用意している。
ランクアップ
結婚式や披露宴の最初の見積もりやセットプランに含まれるアイテムをグレードの高いものに変更すること。料理やドリンク、衣装、装花、装飾、テーブルコーディネート、引出物、引菓子など、会場によって様々な変更可能アイテムがある。ランクアップに応じて各々追加料金が発生する。
セットプランに含まれるものは、一般的なグレードもしくは最低限のボリュームしかない場合がほとんどで、幾つかのアイテムはランクアップをすることになる場合が多く、後々見積り額が増加してしまう傾向にある。
仮予約
仮予約とは、結婚式を行う会場を最終的に決定する前に、希望の日取りを仮に押さえること。会場によって異なるが仮予約時期は1週間〜10日ぐらいが有効期限。その間に契約するか否かを決める。仮予約期間が終わっても、別のカップルが予約待ちをしていなければ、さらに仮予約期間を延長できる会場もある。仮予約期間中ならキャンセル料は発生しないので、気に入った会場があったら、まず仮予約を入れて日時を確保してからじっくり検討すると良い。
本契約は正式に会場に申し込むこと。5〜20万円程度の内金が必要。本契約後はキャンセル料金が発生する。
本予約
本予約は結婚式を行う会場に正式に申し込みをすること。この本予約の前に希望の日取りを仮押さえすることを仮予約と呼ぶ。本予約後、正式に本契約を交わす。会場によって異なるが本契約には5〜20万円程度の内金が必要。本契約後の取り消しは結婚式までの期間に応じてキャンセル料金が発生する。