ウエディング用語辞典

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ジュエリー

地金

地金

地金(じがね)とは、ジュエリーなどの細工物の材料に用いられる貴金属のこと。ジュエリーに用いられるものとして一般的なものは、ゴールド、プラチナ、シルバー、K18ホワイトゴールドなどがある。

ジュエリーに加工しやすい硬さにするためや、色を変えるために、他の金属を混ぜて合金を作ることも多い。この混ぜた他の金属のことを割金(わりがね)といい、パラジウムや銀や銅などが使われる。

プラチナ

プラチナ(Platinum)は地金として人気が高い貴金属。元素記号Pt、原子番号78。白色の光沢を持つ金属で、白金とも呼ばれる。日本では婚約指輪、結婚指輪にプラチナが良く用いられる。宝飾品のほか、触媒としても高い活性を持ち、自動車の排気ガスの浄化触媒のほか、合成触媒として多くの量が使用されている。

科学的に非常に安定しており、他の貴金属に比べて密度と比重が高く、熱や酸化に強く、摩滅しにくく、傷が付きにくいといった優れた耐久性がある。汗にも強く、通常の使用では変色することはない。純度が高く、アレルギー反応を起こしにくい肌に優しい貴金属である。また強度と共に粘り気があり、わずか1グラムで2キロメートルもの長さに伸ばすことができる展延性を持つため、繊細な細工が可能である。

プラチナは希少性が高く、高価な貴金属である。他の貴金属に比べて採出量が少なく、約1トンの原鉱石から、たった3グラムのプラチナしか採出されない。採出総量は年間100トン程度。その内、ジュエリーとして加工される量は年間88トン程度。有史以来発掘されたプラチナの総量は約2500トンで、5m四方の立方体の大きさと同量で、金の約1/30程度である。

純度は100%をPt1000と表記し、Pt1000、Pt950、Pt900、Pt850の四品位制で表され、リングの裏側などに大蔵省検定マークが打刻されている。金は純度37.5%のK9まであるのに対して、プラチナは85%に満たない純度のものはプラチナと認められない。

プラチナの語源は、1735年に、スペインの海軍将校がコロンビアのピント川河畔で銀に似た白い金属を発見し、「ピント川の小さな銀(platina del pinto)」と呼んだことに由来する。これが現在のplatina、元素名のplatinum(ラテン語形)の語源となった。つまりプラチナとは外観が銀に似ていることに因んだ呼び名である。また、銀は酸化してくすんでしまうが、プラチナは金のように美しさを保つ性質があるので、プラチナのことを "white gold" とも呼んでいた。白金という日本名は、"white gold"を直訳したものである。

ゴールド

金(Gold)は原子番号79の元素。元素記号はAu。柔らかく、加工しやすく、重く、光沢のある黄色(金色)をしており、非常に薄くのばすことができる遷移金属である。装飾品として使われる代表的な金属。

単位はカラット(karat, 記号:K, Kt)で表記され、金製品の金の純度を24分率で示す。日本では「金」という略称の方が知られている。K24(24カラット)は純度100%のゴールド(純金)を指す。K18(18/24の意)は純度75%のゴールド。宝石の重量単位もカラットというがつづりが"carat"で別の単語である。

他の金属を加えて作られる金のカラーバリエーションのことを総称してカラーゴールドと呼ぶ。混入する金属の種類によって色が変わる。銀の比率が多いとイエロー、銅の比率が多いとピンクに、ニッケルまたはパラジウムを混ぜるとホワイトになる。また、通常のゴールドのことをあえてイエローゴールドと呼ぶ場合もある。

K24

24金と読み、純度100%のゴールド(純金)を指す。K18(18/24の意)は純度75%のゴールド。

カラーゴールド

金に銀、銅、ニッケル、パラジウムなど他の金属を加えて作られる金のカラーバリエーションのことを総称してカラーゴールドと呼ぶ。混入する金属の種類によって色が変わる。銀の比率が多いとイエロー、銅の比率が多いとピンクに、ニッケルまたはパラジウムを混ぜるとホワイトになる。例えば18Kのホワイトゴールドは、24分の18すなわち75%が金で、残りの25%が銀、ニッケル、パラジウム等の合金となる。

このように混ぜる金属によって、その色合いを微妙に変化させることができるため、ジュエリー素材としてのゴールドの応用範囲は大きく広がりつつある。また、カラーゴールドが登場したことから、通常のゴールドのことをあえてイエローゴールドと呼ぶ場合もある。

ホワイトゴールド

ホワイトゴールドとは、純金に白色の貴金属を混ぜて合金にしたもの。通常の18金は75%が金で、残りの25%は銀と銅の合金だが、ホワイトゴールドは銀、銅の他にパラジウムやニッケルなどを混ぜる。日本では18金が一般的だが、欧米では14金(金の純度58.3%)が多い。ホワイトゴールドはK18WG、K14WGなどと表示される。

パラジウムは高価だがアレルギーを起こしにくく、逆にニッケルは安いが比較的アレルギーを起こしやすい性質があるので肌の弱い人は注意が必要。パラジウムが多いと柔らかい白に、ニッケルが多いと強い白になる。

多くの場合、表面にロジウムメッキが施されている。ロジウムメッキの利点は、地金の表面を保護して傷を付きにくくし、鏡面性に優れており、より白く輝かせることができる。中にはイエローゴールドにロジウムメッキを施しただけの粗悪品もあるので、安いものは気をつけたほうがよい。

ピンクゴールド

金に銀、銅、ニッケル、パラジウムなど他の金属を加えて作られる金のカラーバリエーションのことを総称してカラーゴールドと呼ぶ。混入する金属の種類によって色が変わり、銅の比率が多いとピンクゴールドになる。他に、銀の比率が多いとイエローゴールドに、ニッケルまたはパラジウムを混ぜるとホワイトゴールドになる。ピンクゴールドは色合いが日本人の肌の色に近く、手元の血色も良く見えるとされ、最近人気が出ている。

スリーカラー

ゴールドは割り金(ワリガネ)を変えることで様々な色に変化させることができる。スリーカラーゴールドとは、この性質を利用して、ゴールドのカラーバリエーションを3種類使用して作られたもの。一般的にイエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールドの組み合わせが用いられる。

イエローゴールドは、ごく一般的な金色のゴールドのことを指す。普通は単にゴールドと呼ばれるが、他のカラーゴールドと比較する際にイエローゴールドと呼ばれる。K18(18金)の場合、25%の割り金に銀と銅をほぼ同じ割合で混ぜている。

ホワイトゴールドは、以前は割り金にニッケルが用いられていたが、ニッケルは金属アレルギーになりやすいため、現在はパラジウムを使うのが一般的。

ピンクゴールドは、イエローゴールドの割り金の銀と銅の割合のうち銅を多くし、さらに微量の亜鉛を混ぜて、ピンク色にする。通常のK18よりも硬く、加工の際に割れやすいため、サイズ直しなどか難しい。

スリーカラーゴールドリングは、1924年にカルティエが、フランスの詩人ジャン・コクトーの「この世にいまだ存在しないリングを造って欲しい。」とのリクエストに応えて製作したトリニティライン(三連リング)が始まり。イメージの源は、宇宙・土星の輪。イエローゴールドは忠誠、ホワイトゴールドは友情を、ピンクゴールドは愛を象徴している。このトリニティリングは作家仲間で美青年のレイモン・ラディゲに贈ったと言われており、男性から男性に贈られた珍しいリング。

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【出典:ウエディング用語辞典
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