ウエディング用語辞典

【ジュエリー サブカテゴリ】

種類 (7) デザイン (11)  (17) リング (10) 地金 (8) 鑑定 (13) カット (10)
セッティング
(10) その他 (7)

ジュエリー

リング

リングから宝石を除いた貴金属部分のこと。この枠だけを指してリングという場合もある。宝石がまだ付いていない枠を空枠ともいう。枠には、リングの留め金や指を通す金属の輪の部分のアーム(腕)、宝石をのせる台の石座、石を留める爪などの部分がある。

婚約指輪をセミオーダーする場合は、ダイヤモンドルース(裸石)と、好きなデザインの枠を選んで填めてもらう。

宝石をリング(アーム)に留めている部分。石座にのせられた一粒の石を数本の爪で留めるセッティング方法のことを立て爪と言い、エンゲージリングの代表的な形状で、ティファニー社が考案したスタイル。立て爪のエンゲージリングは、ダイヤを持ち上げる爪の間の四方から光を受けやすいため、ダイヤの輝きを得られやすく、ダイヤ本来の美しさを際立たせる効果がある。爪は指輪のデザインに大きく影響する部分であり、爪がしっかりしていないと、石が外れたり緩んでしまうこともある。最近は、高さを抑えて引っ掛かりを少なくした爪も人気がある。

アーム

リングの留め金や指を通す金属の輪の部分をアーム(腕)、あるいは腕・シャンクという。毎日つけるならある程度厚みのあるものを選ぶ方が望ましい。リングの印象はアーム、宝石をのせる台の石座、アームを繋げる部分のショルダー(肩)とのバランスで変わる。

ショルダー

宝石をのせる台である石座と、アームを繋げる部分をショルダー(肩)といい、宝石のすぐ脇の部分。アームはリングの留め金や指を通す金属の輪の部分のこと。リングの印象はアーム・石座・ショルダーの太さや描くライン、バランスによって大きく変化する。

指なじみ

指なじみとは、リングのアームの内側の部分のことを指す。あるいは内側のエッジ部分の仕上がり具合のことを意味する。また「指なじみが良い」などと用いられ、リングをはめた際の肌に触れる滑らかさやフィット感を表す言葉として用いられる。

長時間着用する婚約指輪・結婚指輪には指なじみの良いものを選びたい。リングの内側のエッジを面取りして丸みを出したものを内甲丸といい、滑らかな仕上げは指なじみがよく指が痛くならず疲れにくい。

センターストーン

リングの中心となる宝石のこと。中石やメインストーンとも呼ばれる。リングを華やかなイメージにする。オーソドックスな立て爪エンゲージリングのように、リングの真ん中にセンターストーンを一粒だけ配したデザインをフランス語で「ソリテール」という。英語だと「ソリティア」となる。また中石の脇についている小さめの石はサイドストーン(脇石)と呼ばれる。

中石

→センターストーン

リングサイズ

指輪のサイズのことで、日本では「号数」で表記され、リングの内周で大きさが決められている。日本と海外では規格が異なるので注意が必要(下記表参照)。

日本ではJCSとJISの2つの規格がある。JCSはジャパンカスタムサイズ(Japan Custom Size)の略で従来の慣習的な日本のサイズを指す。JISはリングサイズの規格を従来の日本サイズではなく、国際規格ISOに準拠することを平成10年に定めた。ISO 8653:1986 は指輪の内径をミリメートルで表した数値を指輪のサイズとしたもの。JIS規格は平成14年1月1日より実施されており、当面はJCSとJISの2つの規格が併用される。

JIS規格ではサイズの号数は内周を示し、JCSではサイズが1号大きくなるごとに、直径が1/3mm、内周が約1mmずつ大きくなる。正確なサイズはリングゲージを使用して測定ができる。

自分でリングサイズを知るには、糸や紙テープなどを指に一周巻きつけ、長さを測ることで指回りが分かり、その長さの内周と合うリングサイズを調べることができる。

■リングサイズ比較表
直径
(mm)
円周
(mm)
日本
(号)
アメリカ イギリス ISO・JIS規格
(内周mm)
13 40.8 1 1 C 41
13 1/3 41.9 2 2 D 42
13 2/3 42.9 3 2.5 E 43
14 44.0 4 3 F 44
14 1/3 45.0 5 3.5 G 45
14 2/3 46.1 6 3.5-4 G-H 46
15 47.1 7 4-4.5 H-I 47
15 1/3 48.2 8 4.5-5 I-J 48
15 2/3 49.2 9 5 J 49
16 50.3 10 5.5 K 50
16 1/3 51.3 11 6 L 51
16 2/3 52.4 12 6.5 L-M 52
17 53.4 13 6.5-7 M-N 53
          54
17 1/3 54.5 14 7-7.5 N-O 55
17 2/3 55.5 15 7.5-8 O-P 56
18 56.6 16 8 P 57
18 1/3 57.6 17 8.5 Q 58
18 2/3 58.6 18 9 R 59
19 59.7 19 9.5 S 60
19 1/3 60.7 20 10 T 61
19 2/3 61.8 21 10-10.5 T-U 62
20 62.8 22 10.5 U 63
20 1/3 63.9 23 11 V 64
20 2/3 64.9 24 11.5 W 65
21 66.0 25 12 X 66
21 1/3 67.0 26 12.5 Y 67
21 2/3 68.0 27 13 Z 68
22 69.1 28 13.5   69
22 1/3 70.1 29 14   70
22 2/3 71.2 30 14.5   71

ポリッシュ

ポリッシュ(polish)とは、地金の仕上げ方法のひとつで鏡面仕上げのこと。表面を磨き上げ、鏡のようにつるつるして光沢がある。ブライダルリングでは最もよく見られる仕上げ方法。ポリッシュ(polish)とは、英語で名詞の磨くこと、自動詞の〜を磨く、研磨するという意味。

マット仕上げ

つやのない、地金の表面仕上げ方法のひとつ。表面に細かな凹凸を刻むことにより光を乱反射させ、しっとりとして落ち着いた質感と鈍く光る輝きが特徴。つや消し、梨地仕上げとも呼ばれる。梨地とは果物の梨の表面のようにザラザラした質感に由来する。

研磨の仕方や表面の仕上げによって様々な種類に分類される。サンドペーパーやブラシなどで表面に傷を付ける方法と、コンプレッサーによる圧縮空気で砂などの研磨剤を金属表面に吹き付けて荒らす方法などがある。

  • 【主な研磨処理の種類】
  • ・ブラスト処理:圧縮空気で研磨剤を吹き付ける仕上げ。研磨剤の種類によってサンドブラストやショットブラストなどがある。
  • ・液体ホーニング(科学梨地):研磨剤を含む腐食性の溶液を噴射して仕上げる。
  • ・バフ研磨:布を重ねた研磨輪に研磨剤を付着させて、高速回転させることで研磨する方法。メッキの下地処理や仕上げ処理などに幅広く使われる。
  • ・ブラッシング研磨:ピアノ線やステンレス鋼線などを植えたブラシや研磨輪を用いる研磨方法。

  • 【方向性のある仕上げ方法】
  • ・サテン仕上げ(サテーナ仕上げ):サテンのように表面に細かく短い不連続の筋目を均一に付けた仕上げ。
  • ・ヘアライン仕上げ:細かい筋模様を連続させた仕上げ。

【ジュエリー サブカテゴリ】

種類 (7) デザイン (11)  (17) リング (10) 地金 (8) 鑑定 (13) カット (10)
セッティング
(10) その他 (7)

【出典:ウエディング用語辞典
| 結婚費用節約 | Weddingマニュアル | 手作りウエディング | My Wedding | コミュニティ | Wedding Search | 用語辞典 | SiteMap | TOP |