ウエディング用語辞典

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ウエディングドレス

入手方法

レンタルドレス

貸衣裳のウエディングドレスのこと。結婚衣裳の調達方法の主流。一方、買取のウエディングドレスをセルドレスと呼ぶ。レンタルドレスの場合、ベール、パニエ、グローブなどの小物もレンタルに含まれている場合が多い。挙式と披露宴だけでなく、二次会でも同じ結婚衣裳を着用する場合には、追加料金が発生することもある。

ホテルや専門式場では専属の衣裳室を備えており、そこで借りる方法と、レンタルドレスショップで借りて持ち込む方法がある。後者の場合は持込料(保管料)が掛かる場合が多いので事前に会場に確認しておこう。会場によっては提携しているレンタルドレスショップがあり、そこを利用すると持込料が掛からない場合もある。また、会場への配送無料や、持込料を負担してくるサービスを行っているレンタルドレスショップも多い。

ウエディングドレスだけでなく、新郎衣裳やお色直し用のカラードレスとセットでレンタルすると割引になるセットプランを設けていることが多く、レンタルするなら一ヶ所で借りるとお得になる。撮影のためだけに結婚衣裳をレンタルする記念撮影プランや、実際に借りる結婚衣裳を着ての前撮り撮影プランなどもある。式を挙げずに写真だけ残すフォトウエディングでは結婚衣裳のレンタルも含まれている。

オーダーメイドドレス

自分だけのウエディングドレスを発注し、作ってもらうこと。服飾デザイナーと打ち合わせをし、希望に沿ったデザイン画を描いてもらい、生地選び・仮縫いを経て完成。制作期間は注文から2〜6カ月程度かかる。手間がかかる分料金も割高気味だが、一人一人の体型に合わせて製作されるので完璧にフィットした仕上がりが望める。すべて思い通りのオリジナルドレスが自分のものになるのが魅力。オーダーメイドは和製英語で、実際の英語では"custom-made ; made-to-order ; tailor-made" などと表現される。

最近は中国や韓国などで縫製をしてコストダウンをはかり、レンタルドレスに近い価格でオーダーメイド可能な店も増えている。韓国には「ウエディング通り」と呼ばれる有名なエリアがあり、イデ(梨大)からアヒョンにかけて1km以上にわたってドレス店が100店舗以上並んでいる。採寸から完成までかかる日数は約1ヶ月。オーダーメイドのドレスが8〜15万円程度で作れて日本にも発送してくれる。

フルオーダードレス

自分だけのオリジナルのドレスを作ること。デザイン、生地選びから打ち合わせして、フィッティングして採寸し仮縫い(シーチング)を行い、本縫いをする。こだわりや好みを反映でき、体型に合ったドレスが作れるが、費用は高めで完成まで2〜3ヶ月程度はかかる。オートクチュール(haute couture)ともいい、フランス語で"オート"は"高級な"、"クチュール"は"仕立て・縫製"を意味し、併せて"特注の仕立て服"を指す。

セルドレス

セルドレスとは、販売されている既製品のドレスのこと。プレタポルテともいう。ベール、グローブ、パニエなどの小物がついていない場合が多いので、別途用意する必要がある。既製品だが、買い取りのため多少のサイズ直しは可能。使用後に下取りしてくれるサービスをしている店もある。最近は中国や韓国製などのリーズナブルな輸入品を扱う店も多く、レンタルドレスと変わらない価格で購入できるため、セルドレスを選ぶ人も増えている。海外挙式で帰国後の披露パーティを行う人や、結婚式と披露宴の日を別に改めて行う人など、何度かウエディングドレスを着用する人にはお得。

販売ドレス

→セルドレス

セミオーダー

サンプルドレスを元にして、素材やデザインをアレンジして製作するドレスのこと。プレタポルテ(既製服)とオートクチュール(注文服)を合わせた造語のプレタクチュールともいう。サンプルドレスはいくつかある基本デザインから選ぶことができる。自分の体型に合わせてサイズも調整できる。デザインを変えずにサイズだけを調整する場合はサイズオーダーということもある。 フルオーダーよりもリーズナブルで製作期間も短め。注文〜完成までの目安は1〜4ヶ月。

サイズオーダー

自分のサイズに合わせてドレスを作るシステム。あらかじめ数種類のデザインが用意されており、その中から好きなデザインを選べる。デザインは規定のものだが、サイズは自由にオーダーできる。バスト、ウエスト、ヒップ、肩幅、身幅、袖丈、着丈などのサイズを測定したり、普段着用している服のサイズを伝えると、体型に合ったドレスを作ってもらえる。

オーダーレンタル

オーダーメイドで作ったドレスを、挙式後は店に返却するシステムのこと。オーダーメイドと同じように生地やデザインから自分の好みに合うドレスを注文でき、比較的手頃な料金でオーダーメイドを作ることができる。レンタルと違い新品かつ自分にぴったりのドレスが着られるのがメリット。料金は通常のレンタルドレスより少し高め。

リサイクルドレス

リサイクルドレス(recycle dress)とは、何らかの形で使われたドレスを販売しているもの。結婚式場・ホテル・貸衣装店などでレンタルされていたものや、展示品やサンプル商品などを、クリーニングして安く販売している。レンタルドレスも誰かが借りて着た後で、クリーニングして何度か繰り返し再レンタルされているが、このドレスが販売に回ったものがリサイクルドレス。ベールやパニエ、グローブなどの小物は別途用意する必要がある。

セルドレスやレンタルドレスよりも格安で購入可能だが、各々一点ものでサイズやデザインが限定されてしまい、気に入ったドレスに出会うのは中々難しい。大手貸衣装店や結婚式場チェーンなどでは、定期的にリサイクルドレスの処分販売会を開いている場合もある。リサイクルドレスを専門に扱う店もある。

海外通販

外国製のドレスを調達する手段のひとつ。インターネット上にバーチャルショップを構え、直接購入できるサイトも増えている。写真を見て選択するため、実際の生地や質感が分かりにくく、フィッティングもできない問題があるが、一般の店舗流通しているセルドレスよりも廉価で、近年市場を伸ばしている。中国や韓国などのアジア諸国で縫製されたリーズナブルなドレスも多く販売されている。

オートクチュール

オートクチュール(haute-couteure)とは、フランス語で"オート"は「高級な」、"クチュール"は「仕立て・縫製」を意味し、併せて"特注の仕立て服"を指す。いわゆる既製服に対する仕立て服(オーダーメード)が"オートクチュール"である。高級既製服はフランス語でプレタポルテと呼ばれる。

オートクチュールとは、厳密にはパリの高級衣装店組合(通称"サンディカ")に加盟し、組合規定の規模や条件を備えて運営されているメゾンを指す。1868年にパリでオートクチュール組合が設立され、1911年には、現在の基礎となる規約が作られた。作品は自らのアトリエで製作すること、クチュリエあるいは専属デザイナーが創作すること、規格量産を行わないこと、1月(春夏シーズン)と7月(秋冬シーズン)に開催されるコレクションにて作品を発表する、などの規約がある。本当のオートクチュールとは、クチュリが限られた顧客のために完全にオリジナルな衣裳をデザインし、生地・仕立も含め最高級の完成度を持つものである。

プレタクチュール

プレタクチュール(pret-a-couteure)とは、フランス語で高級既製服を意味するプレタポルテ(pret-a-porter)と、高級仕立て服を意味するオートクチュール(haute-couteure)との合成語。セミオートクチュール、セミオーダーとも呼ぶ。既成のサンプルの中からパターンを選び、フィッティングして仮縫いを行いサイズ調整をする。また好みで細かな装飾を施して、オリジナルのドレスに仕立てていくシステム。

プレタポルテ

プレタポルテ(pret-a-porte)はフランス語で既製服を意味するが、日本では一般の既製服よりも区別して高級な既製服を指す。プレは英語の"ready"にあたる単語で「用意ができた」、ポルテは「着用する」という意味。間の「a(ア)」は,2つの語を結び「〜するために」という意味になる。つまり直訳すると「着る用意ができた(服)」となり、「既製服」を意味する。

オートクチュール(haute-couteure)は高級素材を使い、顧客の要望に合わせて職人が手作業で作るオーダーメイドの少数生産なのに対し、プレタポルテは素材はいいものを使用するが、既存のパターンから量産し販売する形態を取る。コストが抑えられるためオートクチュールよりは安価である。

レディメイド

レディメイド(ready-made)とは既製品の意味。レディメイドは特注品の意のオーダーメイド(order-made)の反対語として用いられるが、オーダーメイドは和製英語で、実際の英語では"custom-made ; made-to-order ; tailor-made" などと表現される。

婚約指輪やウエディングドレスなど、オーダーメイドで作ることも可能な商品に対して、特注品と既製品とを区別するためにレディメイドという表現を用いる。具体的には既にダイヤモンドが枠にセットされている婚約指輪や、完成品のウエディングドレスなど、出来上がった状態で流通しているものをレディメイドと呼んでいる。

ウエディングドレスなどの衣裳の場合、既製品のことをレディー・トゥ・ウェア(ready to wear)ともいう。これは「すぐ着られるように準備された服」との意味。また、プレタポルテ(pret-a-porter)と表現することもある。プレタポルテは、フランス語で既製服を意味するが、日本では一般の既製服よりも区別して高級な既製服を指す。

クチュリエ

クチュリエ(couturier)とは、仏語で「(男性の)裁縫師」の意味だが、主にパリのオートクチュール(高級注文服)の主任デザイナーかつ総責任者の総称として用いられる。一流のクチュリエは、生地を選び、デザインテーマの決定からパターンを引き、裁断、縫製まで全てを統括し、企画を製品化する権能と責任を保持する。女性はクチュリエール(couturiere)と呼ぶ。 またクチュリエは英語のテーラーにあたる。

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【出典:ウエディング用語辞典
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