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披露宴
コーディネート
バンケット
バンケット(banquet)は英語で宴会、晩餐会、祝宴、ごちそうを意味する名詞。また、宴会に出席する、ごちそうを食べるといった自動詞や、人を宴会でもてなすという他動詞としても使われる。
バンケットホールは、ホテルや式場にある宴会場の意味で、披露宴会場のこと。単にバンケットというだけで宴会場を指す場合もある。ホテルのバンケットは、宿泊客との動線を分けるために地下に設けられていることが多い。結婚披露宴のことを英語では、"wedding banquet"、" reception banquet"と表現する。
ちなみに、日本語では同音のバンケット(banquette)は、背もたれや肘掛のないベンチ状の長椅子や乗客席、または道路や運河の側道で盛り土になっている歩道を意味する。
会場コーディネート
会場コーディネートとは、披露宴やパーティの会場内の雰囲気を統一することをいう。二人の好きな色やアイテムを用いてテーマを決めて演出したり、季節感を出したりする。テーブルクロス・ナプキン・チェアカバーなどのテーブルコーディネート、装飾・装花のイメージ調整、会場全体のカラーコーディネートなどを行う。エレガント、キュート、ノーブルなど雰囲気に合わせたコーディネートも可能。コーディネートを前面に打ち出したプランも設定されている。
トータルコーディネート
結婚式のテーマを決めて、会場全てに統一感を持たせた演出をすること。会場装飾、各種装花、テーブルクロスやチェアカバーなどのテーブルセッティング、席札などのペーパーアイテムに至るまで、全てのアイテムに統一感を持たせる。会場全体のカラーコーディネートを行い、さらにブーケやドレスの色も合わせたりする。
フラワーコーディネート
フラワーコーディネート(flower coordinate)とは、メインテーブルやゲストテーブルの卓上装花や会場装花、ブーケ、ブートニアなどに至るまで、結婚式で使用する花をトータルコーディネートすること。テーマを決めたり季節感を出したりして、花材の種類や色をコーディネートする。
カラーコーディネート
カラーコーディネート(color-coordinate)とは、結婚式に関わるものをカラーテーマを決めて、色合いを合わせる事で統一感を持たせ、会場全体を演出すること。披露宴会場のテーブルクロス・ナプキン・装花・キャンドル・場合によってはペーパーアイテムまで、色を組み合わせる。最近では数種のカラーコーディネートから気に入った色を選択できるプランも増えている。パッケージプランでは、オプション扱いになる場合もある。
テーブルレイアウト
披露宴のゲストテーブルの配置のこと。主に「ちらし」と「流し」の2種類のテーブルレイアウトがある。「ちらし」は丸いテーブルをランダムに散らす配置。「流し」は細長いテーブルを縦に並べる配置。一般的にちらしの方が人気があり、人数の調整がしやすくレイアウトの自由度が高い。どのレイアウトでも、新郎新婦の座る高砂(メインテーブル)に近いテーブルが上座になる。
ちらし
着席の披露宴・パーティにおけるテーブル配置の一つ。円卓を適当な間隔を置いてセッティングするテーブル配置のことを「ちらし」と言う。長細いテーブルを縦に配置させることを「流し」という。
流し
披露宴のゲストテーブルの配置方法で、長細いテーブルをメインテーブルに対して縦に並べるテーブルセッティングのこと。テーブル3つなら「3本流し」、4つなら「4本流し」という。新郎新婦の座る高砂(メインテーブル)に近いテーブルが上座になる。「ちらし」は丸いテーブルをランダムに散らす配置。
メインテーブル
披露宴やパーティ、二次会で新郎新婦が座る席のこと。高砂とも言う。メインテーブルは会場前面中央に長卓を配し、会場全体から見渡しやすいように、少し高い台の上に設置することも多い。会場から向かって右に新郎、左に新婦が座る。新郎新婦の前にはメインテーブル装花を飾り、後には金屏風やジョーゼットを飾る。
ちなみに元卓に対してゲストが座って召し上がるテーブルを「ちらし」と呼ぶ。元卓を会場中央に設置する場合をセンター・ビュッフェ、壁に沿って配置する場合を再度・ビュッフェと呼ぶ。
高砂
高砂(たかさご)とは、披露宴での新郎新婦が座る席のこと。メインテーブルのこと。ゲスト席より一段高く、金屏風の前にふたりが座る。最近では、金屏風の変わりにジョーゼット装飾にしたり、あえて高砂を作らずに壇や金屏風を外し、ゲストと近いレイアウトでふたりの席を設けるカップルも増えている。
高砂とは、兵庫県高砂市にある高砂の浦で、老松の精が相生『相(あい)ともに生まれ、生きて老いるまで』の老夫婦になって現れたという故事にならった能楽曲で、国と民の繁栄を主題とし、その一部は婚礼などの祝儀で謡われる。
また高砂とは、人生でいかなる困難があっても、人は元の姿に必ず戻っていく(つまり、めでたいところに納まる)という意味もある。高砂の松というのは、芽が出てから様々な風雪に遭って幹が曲がっても、頭の部分は根元と同じ場にある姿のことを言う。
これらの意味から、夫婦が一生添いとげるようにという願いを込めて婚礼の席で用いられる。
主賓席
上司や恩師などのメインとなるゲストの席。披露宴会場の上席に位置する。会場のテーブルレイアウトにより異なるが、新郎新婦のいる高砂に最も近いテーブルの中央が上席となる。
元卓
元卓(もとたく)とは、ビュッフェ形式の際に利用される料理を載せるテーブルのこと。ブ ュッフェ・テーブル。広義にビュッフェ形式自体のことを指す場合もあり、立食元卓、元卓着席などと表現される。元卓を飾る花を元卓装花と呼ぶ。
受付
披露宴や二次会にて会場入り口にてゲストを迎える場所。芳名帳にサインをして頂き、出欠を確認し、ご祝儀を受け取り、席次表などを渡す。また場合によってはお車代などを渡してもらう。両家それぞれに2名程度必要。新郎新婦の友人に頼むことが多い。受付用の装花を飾ったり、ウェルカムボードやウェルカムアニマルを配置して華やかさを演出する。
オープンキッチン
オープンキッチンとは、ダイニングとキッチンの間の空間が、壁などで視覚的かつ機能的に遮断されていないキッチンのこと。披露宴やパーティにおいて、ゲストに調理が見えるような調理場所のことを指す。調理したての料理がカウンターから直接運ばれ、演出としてもゲストから喜ばれることが多い。
金屏風
金屏風(きんびょうぶ)とは、新郎新婦が座る高砂席(メインテーブル)の後ろやゲストの送迎時に立てられる、金色の屏風のこと。主に無地の金屏風が用いられる。無地金屏風は、対象物を更に美しくビジュアル的に演出するための日本古来の伝統的な演出方法。金屏風にはオブジェ用の小さいものもある。
屏風は風を屏(ふせ)ぐと書くように、室内の風除け・パーテーションとして用いられるばかりでなく、絵や書を貼り付けて観賞用にも用いられる。不要の際には折り畳んでしまい込むことのできる、開閉自在の装飾家具として活用されてきた。屏風はそもそも中国に由来し、漢時代の書物に既に登場するほどの歴史がある。
最近は金屏風の代わりにジョーゼットを使ったり、高砂席を作らずゲストと同じ高さに座るカップルも多い。金屏風はプランに含まれるが、ジョーゼットに変更すると追加料金を取られることも多い。
ジョーゼット装飾
新郎新婦が座るメインテーブル・高砂席の後ろに飾る薄くて柔らかい布。カーテンのように天井から吊り下げてドレープを出し、金屏風の代わりに装飾する。最近は金屏風に取って代わってジョーゼットが用いられることが増えている。ジョーゼットはメインテーブルの後ろだけでなく会場内を飾るのにも用いられる。ドレープがきれいに出るのでやわらかい雰囲気になり、ライトに映える。カラーコーディネートにも合わせやすい。金屏風と違って別料金がかかるのが一般的。メインテーブルだけなら2〜5万円程度。
チェアードレス
ゲストが座る椅子にかけるカバーのこと。テーブルクロスや会場装飾、装花とあわせてカラーコーディネートすることができる。座席の背もたれの部分にリボンや花を飾ったり、荷物をかけるためのバッグホルダーを置くこともある。チェアードレス代は、パックプランや席料の中に含まれていることが多いが、会場によっては別料金の場合もある。
チェアーカバー
→チェアードレス
バルーン装飾
風船を会場に飾りつけること。ハート型のバルーンや小さなバルーンをアレンジしてアーチやオブジェを作ったりする。カラフルなバルーンが可愛らしい空間を演出でき、カジュアルなパーティによく合う。飾ったバルーンをバルーンリリースに使うこともできる。バルーンアート、バルーンデコレーションともいう。