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披露宴
ペーパーアイテム
ペーパーアイテム
結婚式披露宴で用いられる紙でできたアイテムの総称。結婚式招待状・返信はがき・席次表・席札・式次第・メニュー・プログラム・プロフィール・ウエルカムボード・結婚報告はがき・結婚証明書・サンキューカードなど、様々なアイテムがある。最近は手作り派も増えており、オリジナルウェディングを演出するのに欠かせないアイテム。パソコン用の素材集やテンプレート集や手作りキットなども各種販売されている。
招待状
結婚式に招くためにゲストに事前に送る案内状。招待状には、披露宴の日時や場所などを明記した招待状に加え、挙式の案内・切手を貼った出欠確認の返信はがきや、会場案内地図、必要によって駐車場や交通手段の案内・時刻表、宿泊施設や着付等の案内も同封する。招待状は披露宴の招待状で、挙式は付箋で別途案内をするのが正式。祝辞・余興の依頼者には、事前ににその旨を伝えておき、招待状に付箋を同封する。カジュアルなパーティの場合は趣旨も伝えておく。また、遠隔地からのゲストには、交通費などこちらの心づもりを伝えておくとよい。
差出人は、新郎新婦名で出す場合と、両家親の連名で出す場合がある。差出人が結婚式の主催者となるため、披露宴の最後の挨拶(謝辞)をするのは差出人となる。招待状をいきなり発送するのではなく、事前に電話などで結婚の日程をあらかじめ伝え、出席を確認した上で案内を送る。主賓や媒酌人、上司などにはできれば手渡しするとよい。
招待状のスケジュールは、結婚式の3ヶ月前までには発注または制作を開始し、2ヶ月前には発送、返信ハガキの期日は挙式1ヶ月前が目安。招待状は消印の日付が大安の日になるように、挙式2ヶ月前の大安の午前中に投函するとよいとされている。また、返信はがきの期日は、挙式1ヶ月前の大安にするとよいとされている。
招待状は式場のパッケージプランにも含まれている事も多いが、最近はオリジナルの手作り招待状を作成する人も増えている。毛筆での宛名書きをしてくれる筆耕を頼むこともできる。返信はがきには必ず50円切手を貼って同封する。切手は慶事用の切手を用いることが多く、郵便局で入手できる。
インビテーションカード
インビテーションカード(invitation card)とは招待状のこと。
→招待状。
席次表
披露宴会場で、ゲストの名前・席位置を記した印刷物。披露宴の受付で配られる。会場のテーブルレイアウトを図表化してゲストを列記する。ゲストの名前と共に二人との間柄や、勤務先・部署・役職などを入れるのが一般的。式場で編集や印刷を請け負ってくれる場合が多いが、手作り派も増えている。式場に頼む場合、結婚式の数日前までに入稿しなければならないため、ゲストの急なキャンセルに対応できないことも。誤字脱字や異字体には注意。新郎新婦のプロフィールなどと合わせて手作りすることもある。簡単にゲストの紹介コメントを添えて、ゲスト同士の交流に役立てて貰う方法も流行っている。
席札
披露宴会場などでゲストが自分の席をわかり易いように、テーブルの各席に置く、ゲストの名前を書いた名札のこと。席次表では間柄や敬称も書くが、席札は「○○様」と名前だけ記す。肉親には様を付けない。最近ではゲスト一人ひとりへのメッセージを手書きで入れた席礼を手作りしたり、サンキューカードを添えることも流行っている。ゲストの名入れしたグラスやワインボトルを置いて席札として利用し、披露宴後はゲストに持ち帰って貰う演出もある。
プレイスカード
プレイスカード(place card)とは、披露宴・パーティのテーブルに置く、参列者の名前が書かれた席札のこと。
プロフィールパンフレット
プロフィールパンフレット(profile pamphlet)とは、新郎新婦のプロフィールを印刷したもの。ここ最近見られるようになったペーパーアイテムのひとつ。席次表と合わせて一緒に作ったり、二人のエピソードやゲストへのメッセージを盛り込むなどオリジナリティを出したものも多い。手作りする人も増えており、手作り用のパソコンソフトや素材集も各種販売されている。デザインから印刷まで請け負う業者もある。開宴前のゲストの時間潰しや会話のきっかけにもなるアイテム。
メニュー表
披露宴において招待客に振舞われる料理の内容が書かれたもの。ゲストテーブルの個々の席に置かれる。基本的に会場で用意されており、セットプランにも含まれていることが多い。他のペーパーアイテムと合わせて手作りする人も増えている。席次表やプロフィール表とまとめて一冊にするケースもある。
ウェルカムカード
ウェルカムボードのカード版で、カードにメッセージなど書き込んだもの。各々のゲストの席札にメッセージを書くケースもある。
サンキューカード
ゲストに感謝の意味を込めて渡す、二人からのメッセージを書いたカードのこと。サンクスカードともいう。席札と兼ねてゲストテーブルの各席に置いたり、引き出物や「プチギフトに添えたりする。披露宴のお礼や日頃の感謝の気持ちを綴る。ゲスト一人ずつそれぞれ新郎新婦が手書きでメッセージを書くことも多い。
結婚証明書
教会式や人前式で、新郎新婦がサインする結婚の証明書。日本では特に証明書自体に法的な効力はなく、いわば儀式・演出のひとつで、記念の品としても人気がある。キリスト教会式では神に婚約を誓い、新郎新婦と牧師がサインするのが普通。アメリカなどでは、これが公式な書類となり、役所でも通用する。
人前式では、新郎新婦の他に、立会人(媒酌人が兼ねることが多い)・証人がサインしたり、列席者全員がサインしたりと、自分たちの好きなフォーマットでよい。また人前式では、役所に提出する正式な「婚姻届」にサインする場合もある。海外挙式でリーガルウェディング(現地の民法に則った挙式スタイル)の場合は、現地の役所で結婚証明書を発行してもらい、日本帰国後の入籍時に婚姻届に添付すると、戸籍に「○○国方式により婚姻」という記録を残せる。
フォーマットは、ホテル・式場内のチャペルにて教会式で行なう場合は、会場側が用意してくれている。人前式の場合は好きなものを用意するカップルが多い。ペーパーアイテムのショップで多彩なデザインの結婚証明書を取り扱っている。
結婚誓約書
→結婚証明書
結婚報告ハガキ
友人や知人、親戚などに、ふたりの結婚の報告と共に新居案内を兼ねて出すハガキを言う。結婚式に出席しなかった人向けに出すのはもちろんのこと、結婚式のゲスト宛てに記念写真としてお礼の一言を添えて出す場合もある。結婚式で撮影した写真を利用してデザインしてくれる製作会社に依頼する人も多いし、手作り派も多い。結婚報告ハガキは出来れば結婚式後1ヶ月以内には出すのが礼儀。また、年賀状や暑中見舞いのハガキと兼用してもいい。切手代も含めるとかなりの金額になるので事前に予算を組んでおくとよい。
筆耕
筆耕(ひっこう)とは、招待状の宛名書き、席札の名前、案内の看板などを毛筆で写字代行すること、またはそれを書く人のことを指す。筆耕料は代筆をして貰う料金で、招待状の場合、基本的に招待状とは別料金で、会場に頼むと1通あたり150〜200円程度。席札には筆耕料が含まれていることが多い。シルバーセンターなどで安く筆耕を請け負ってくれるサービスもある。
カリグラフィー
カリグラフィー(calligraphy)とは、ヨーロッパの伝統的な手書き技術。カリグラフィーとは、「Calli(美しい)」と「Graphein(書く事)」というギリシャ語に由来する。カリグラフィーはアルファベットの書道と言われており、専用のペンを使って美しく装飾的なアルファベットを書く技術です。その歴史は古く、6世紀頃ヨーロッパの修道院で、写本が作られるようになったのが起源と言われている。西洋の結婚式の招待状は、カリグラフィーで宛名書きされるのが正式。